特売1000円だったが、3000円と言われてもまったく驚かないクオリティで大当たり。少し樽が効きすぎているかなと思うところもあるが、フルボディのタフなワインが飲みたいときにはかえってちょうど良いかもしれない。香りは、最初のうちはブラックベリーやブラックプラムの果実香とアニスや黒胡椒などのスパイス香が充実していて、わずかにメントールのニュアンスがあり、時間が経つとどんどん深煎りのコーヒー感が強くなってくる。口に含むと、一口目はまずタンニンのなめらかさに驚かされる。フルボディで骨格を感じるアタックから、みるみるうちにタンニンが存在感を現してくるのだろうなと思っていたら、しっかり溶け込んでいてまったく存在感を感じないと言っても過言ではないほど。さすがに1本丸々飲むと口内にタンニンが蓄積するので、後半はかなりタニックに感じるようになるが。味わいは、果実味しっかり、甘味少々、酸味は中庸でバランス良し。余韻は長めで、石灰のようなミルキーなミネラルとコーヒー感があり、ミルクを加えたまろやかなコーヒーといった感じで、香りより樽感がマイルドな終わり方になっている。

ゴールド・ラベル リージョナル・リザーヴ バロッサ シラーズ
Gold Label Regional Reserve Barossa Shiraz
ウルフ・ブラフは、ドイツ出身の醸造家ヴォルフガング・フランツ・オットー・ブラス氏によって1966年に設立されたオーストラリアのワイナリーです。ブラス氏は、ワイン造りの世界に革新をもたらした人物として知られ、フランスやイギリスでの修行を経て、南オーストラリアのバロッサ・ヴァレーに拠点を構えました。ゴールド・ラベルは、南オーストラリアの優れたワイン産地から厳選されたブドウ品種を用いて造られる、ウルフ・ブラフを代表するシリーズの一つです。その中でも「リージョナル・リザーヴ バロッサ シラーズ」は、バロッサ・ヴァレーの低収量な畑から収穫されたシラーズ種を主体に、エデン・ヴァレーのブドウをブレンドして造られます。バロッサ・ヴァレーのシラーズは、凝縮感と豊かな果実味が特徴で、エデン・ヴァレーのシラーズは、香りとエレガントさ、スパイシーなニュアンスをワインに与えます。醸造過程では、色と風味を最大限に引き出すために、櫂入れやポンプオーバーなどの技術が用いられます。
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シラーズ:100%
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ヴィンテージ:2016年
評価日:2021年04月14日
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