ネルヴィ・コンテルノ ガッティナーラ

ガッティナーラ

Gattinara

ネルヴィ・コンテルノは、北ピエモンテのガッティナーラ最古のワイナリーで、バローロの最高峰ワイナリー、ジャコモ・コンテルノを指揮するロベルト コンテルノ氏が購入したことで注目を浴びています。ガッティナーラはバローロに匹敵する歴史を誇り、ネルヴィ・コンテルノはその中でもトップの地位を確立しています。スタンダード・キュヴェの「ガッティナーラ」は、モルシーノ、ヴァルフェラーナ、ガラヴォリエ、カザッチェの畑のネッビオーロ100%で造られます。標高290~420mの畑で栽培されるネッビオーロは、平均樹齢40年で、手摘みで収穫されます。特徴的な火山性土壌と冷涼な気候が、ワインにミネラル豊かな味わいを与えています。ジャコモ・コンテルノと同様の手法により、丁寧な醸造が行われ、最低30ヵ月以上の樽熟成を経てからリリースされます。

9,900  円~

タイプ

品種

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6件の評価を集計

アロマチャート

アロマの詳細

温暖地の果実

温暖地の果実

1 黒ブドウの皮
赤系果実

赤系果実

2 ストロベリー
1 サクランボ
1 レッドチェリー
黒系果実

黒系果実

1 ブラックプラム
1 カシス
1 ブルーベリー
加工・ドライフルーツ

加工・ドライフルーツ

1 レーズン
1 イチジク
花

3 スミレ
1 ジャスミン
フレッシュハーブ

フレッシュハーブ

1 セージ
1 タイム
ドライハーブ等

ドライハーブ等

1 紅茶
発酵・乳製品

発酵・乳製品

2 バター
1 シフォンケーキ
1 シュトーレン
ミネラル

ミネラル

1 チョーク
土・森の下草

土・森の下草

1 乾いた土
動物系

動物系

4 レザー
焦げ臭

焦げ臭

3 チョコレート
1 火打石
1 コーヒー
1 ホワイトチョコレート
スパイス

スパイス

2 ナツメグ
1 リコリス
1 クローヴ
薬品・化学物質

薬品・化学物質

1 接着剤

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

2 チョコレート
2 石灰
2 バター
1 タイム
1 モカ
1 ナツメグ
1 ホワイトチョコレート
1 ブルーベリー
1 シュトーレン

ユーザーコメント

9年熟成でもフレッシュで、タンニンもまだ収斂感が強く、寝かせるならとことん寝かせたいワイン。もっと若いうちのほうが果実味が爆発していてポテンシャルを感じやすく、中途半端に寝かせるくらいならすぐに開けてしまったほうが良い。香りは、バタリーなニュアンスとレーズンのノートが合わさり、シュトーレンを連想させる香りが特徴的で、もっと若い頃はスミレの花も特徴的だったが、今はジャスミンの花の少し紅茶味のある香りに変化し、わずかに熟成のヒントが感じられる。口に含むと、アタックは充実した果実味が飛び込んできて、酸味と甘味が一拍置いて追いつき、最後までバランスの良い味わいに感じられる。タンニンは軽いながら、収斂感がしっかりと残っていて、2杯目以降はずっと引っかかりを覚える。もっと若いうちに開けたときよりも気になり、果実味が少しだけ落ち着いたことで気になりやすくなったのかもしれない。余韻はタンニンの収斂感のせいで長くは感じられないが、バターやブルーベリーの風味がある。2日目はより開いて果実味に力強さが増し、以前と同様のポテンシャルの高さが感じられた。

¥.$.

ヴィンテージ:2016年
評価日:2025年08月02日

まだ若く、わずかに樽香の荒々しさを感じるが、それもまたアクセントとして楽しめる。ドライフィグをさらに濃縮したような強烈な果実味と、果実味由来の甘味があり、ボディやタンニン、アルコール度数は中庸ながら、相当に飲みごたえのあるワイン。香りは、トップノートにわずかにバターのオイリーな香りがあり、イチジクや黒ブドウの皮の香りが強く感じられ、他にもスミレの甘やかな香り、そしてレザーや接着剤の少し尖った香りも感じられる。口に含むと、舌に触れた瞬間から甘味を伴う強烈な果実味が感じられ、アタックから圧倒させられる。酸味も強いおかげでくどさがなく、飲みごたえはあるが飲み疲れない仕上がりになっている。タンニンは軽めだがまだ溶け込みきってはおらず、少しザラつきを感じる。余韻はアタックの印象が強いせいかあまり長くは感じられないが、バターやシュトーレンのようなスイーツ感のある風味なので、かえってしつこくなくて良い。

¥.$.

ヴィンテージ:2018年
評価日:2023年08月17日

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