特売1000円。ルーマニアのピノ・ノワール。濃い色合いのとおり、ピノ・ノワールにしては相当濃い。ローヌワインやナパワインを彷彿とするようなジャミーでバタリーなワインだが、ピノ・ノワールの強い酸味のおかげでキレが良く、ギリギリくどくない、飲みごたえのあるピノ・ノワールに仕上がっていて面白い。香りは、ブルーベリージャム、フレッシュバター、ヨーグルト、鉄、タイムなど。香りも濃いが、タイムの香りがしっかりとあって濃さ一辺倒な印象ではない。鉄の香りがやや浮いていてクオリティに若干の難を感じるが、金額を鑑みれば十分なクオリティ。味わいも香り同様にジャミーで、強い果実味に甘味もしっかりと感じられるが、酸味はしっかりとピノらしくありくどくはない。タンニンはピノにしては頑強で、しっかりと存在感を感じるが、収斂感はあまり感じないので問題なく飲めるレベル。余韻が驚くほど長く、かつ複雑で、ブルーベリージャムの果実味が最後まで残りつつ、バターやモカのコクのある風味も現れる。普段飲んだことないタイプのワインで面白く、金額以上のクオリティでかなり満足。

ピノ・ノワール レゼルヴ
Pinot Noir Réserve
クロ・ビュザオは、ルーマニアの首都ブカレスト北東約100kmに位置する銘醸地「デアルマーレ」にあるワイナリーです。オーナーのピエール・デグルット氏は、「ブルゴーニュ以外でピノ・ノワールが上手に育つのはここしかない」と確信し、フランスから苗木を持ち込んで栽培を始めました。クロ・ビュザオの「ピノ・ノワール レゼルヴ」は、完熟したブドウのみを手摘みで収穫し、80%フレンチオーク樽で5~6ヶ月熟成させます。その味わいは、鮮やかなルビー色を呈し、熟したベリーやハーブ、ミントの清涼感を感じさせる香りと、圧倒的な存在感を放つしっかりとした果実味が特徴です。
1,436 円~
生産地
タイプ
品種
ピノ・ノワール:100%
あなたの評価
テイスティングノート
1件の評価を集計
アロマチャート
アロマの詳細

加工・ドライフルーツ

フレッシュハーブ

発酵・乳製品

土・森の下草
味わい
ボディ
果実味
甘味
酸味
渋味
余韻の
長さ
余韻のテイスト
ユーザーコメント

¥.$.
ヴィンテージ:2019年
評価日:2022年01月22日