南西地方の古樹メルロ100%のワイン。綺麗に熟成してはいるが、元より熟成ポテンシャルは高くないようなやや深みに欠けるワイン。香りは、ドライフィグやラムレーズンのようなドライフルーツとリキュール感の漂う香りを中心に、インクやバナナ、西洋杉といったニュアンスもある。口に含むと、熟成によって大分後退した果実味と穏やかな酸味があり、熟成による甘味も少し感じられる。タンニンはあまり溶け込めてなく、結構舌に残る感覚があり、果実味の弱さからするとこれ以上熟成させてもスカスカになるだけで、タンニンとバランスが取れることはないように思う。香りはまずまずだったが、味わいはいまひとつで、タンニンは気になるだろうがもっと早くに開けるべきワインだったと思う。

バラバン メルロ
Baraban Merlot
シャトー・ラフォンは、ロワールの名門「ジトン・ペール・エ・フィス」が所有する、コート・ド・デュラス地区のシャトーです。1989年より、現当主パスカル・ジトンの義理の息子がワイン造りを行っていましたが、2008年に惜しまれつつも他界。現在は畑をフェルマージュで貸し出し、遺作となったバックヴィンテージをジトン氏が販売しています。「バラバン メルロ」は、樹齢60年のメルロを100%使用した、シャトー・ラフォンの珠玉のワインです。コート・ド・デュラスの温暖な気候と、わずか0.8haの畑からの低収量により、凝縮感と力強いボディを備えたメルロに仕上がっています。長期熟成を見据え、ステンレスタンクで24ヶ月間熟成。ブラックベリーやスミレ、シダの複雑なアロマが魅力です。
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メルロ:100%
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ヴィンテージ:2005年
評価日:2022年02月25日
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