樽の効きが強めで、香りこそ程よい樽香に感じられるものの、味わいの甘味はしっかりと出ていて、余韻にかけて甘味は増していき、ギリギリ甘すぎないが、なかなかに甘味の強いスパークリング。ただ、ロゼらしいふくよかな果実味と酸味の強さもり、バランスは取れていてくどくはない。香りは、トップノートにラズベリーや白桃の果実香が全面に出ていて、トースト香やキャラメル香もはっきりとあるが、果実香がしっかりと勝っている。口に含むと、アタックは果実味と酸味を中心に、甘味もそこそこに感じる程よいバランスだが、中盤以降は甘味の持続性が高く、余韻にかけて蜂蜜、ブリオッシュ、キャラメルなどの樽由来の風味が強まり、一層甘味を感じやすい。しかも余韻が驚くほど長いので、意識的に甘味に目を向けると若干のくどさも感じるが、全体に目を向ければ気にならない。泡はクリーミーで心地よく、金額以上のクオリティで非常にコスパの良いスパークリング。

マキシマム ロゼ N.V.
Maximum Rosé N.V.
フェッラーリは1902年にトレントで創業され、シャンパーニュ地方の伝統的製法を用いて高品質なスパークリングワインを生産するパイオニアです。創業者のジュリオ・フェッラーリ氏は、イタリア初のメトド・クラッシコ製法の導入者であり、初めてシャルドネの栽培も行った人物です。全自社畑はオーガニック認証を受け、自然な方法で農業を行いながら、寒暖差がアロマと酸を形成する理想的な条件で育ったブドウを使用します。「マキシマム ロゼ」はピノ・ネロ70%、シャルドネ30%で、手摘み収穫後はステンレスタンクで発酵。最低36ヶ月の瓶内熟成を経て、エレガントでドライな味わいのロゼとなります。
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ヴィンテージ:N.V.
評価日:2023年12月02日
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