クリムゾン ピノ・ノワール

アタ・ランギは、1980年にクライヴ・ペイトン夫妻とその家族によって設立された、ニュージーランドのマーティンボローに位置するワイナリーです。「アタ・ランギ」とはマオリの言葉で「新しい始まり、夜明けの空」を意味し、新たなワイン造りへの情熱を表現しています。妥協を許さない品質重視の姿勢で、瞬く間にニュージーランドのトップワイナリーへと成長しました。中でもピノ・ノワールは、ロンドンで開催される世界最大級のコンテスト「インターナショナル・ワイン＆スピリッツ・コンペティション」で3度の最優秀ピノ・ノワール・トロフィーを受賞するなど、世界的に高い評価を得ています。「クリムゾン ピノ・ノワール」は、そんなアタ・ランギが造るセカンドラベルです。樹齢20年以下の若いブドウから造られるため、アタ・ランギの上級キュヴェに比べて早くから楽しめるスタイルでありながら、凝縮感ときめ細やかなタンニンを備えています。収穫はすべて手作業で行われ、フレンチオーク樽で9ヶ月熟成。チェリーやプラム、スパイスなどの風味を感じさせる、エレガントでバランスの取れた味わいが特徴です。このワインの収益の一部は、ニュージーランド固有種の樹木の保護を目的とした「プロジェクト・クリムゾン」に寄付されています。