レ・シス・ケランヌ

ブティノは、ロンドンの高級レストラン経営者であったポール・ブティノ氏が1970年代に創業したワイナリーです。 当時流通していたワインの品質に疑問を抱いたポール氏は、自らフランスを訪れてレストランで喜ばれるワインの仕入れを始め、後にワイン造りへと情熱を注ぐようになりました。「飲み頃でストーリーがあり、リーズナブルな価格のワイン」という彼の哲学は、現在もブティノ社のワイン造りの根幹となっています。ブティノは、南ローヌのケランヌに拠点を構え、2003年にファーストヴィンテージをリリースしました。オーナーのブティノ氏の「自社畑でワイン造りを行う」という夢は、2010年に契約農家から畑を譲り受けることで実現しました。 醸造責任者のエリック・モナン氏は、2005年の就任以来、ブティノ氏の哲学を受け継ぎながら、高品質なワインを生み出し続けています。「レ・シス・ケランヌ」は、グルナッシュを主体に、ムールヴェードル、シラー、カリニャン、サンソー、クノワーズの6品種をブレンドした、ケランヌAOCの赤ワインです。樹齢45年の古木から収穫されたブドウをオーク樽で発酵、12ヶ月間熟成させています。 エレガントなスタイルで、豊かな果実味とスパイシーな味わいが特徴です。