リボッラ・ジャッラ100%。ブランデーかと思うような濃い琥珀色の色合いで、オレンジワインなのかとも思ったが香りや味わいは白ワインで熟成感が強いわけでもない。蜂蜜を中心とした甘い香りと味わいが特徴的だが、甘味の強度としてはそこまで高いわけではなく、爽やかな果実香もあって甘すぎない印象。とはいえ、複雑味は少なく、やはり最終的には甘さが印象に残り、一本飲むとややくどいように感じてしまう。香りは、蜂蜜を主体に、白桃の甘い香りやグーズベリーの爽やかな香りが入り交じる。また、アロエのノートもあって個性的で面白い。口に含むと、アタックから甘味を伴うしっかりとした果実味が感じられる。酸味が中庸で弱くはないのだが、終始甘味を伴い、後半になるとロースト感が出てきて、蜂蜜の風味がより濃く感じられるので、このバランスならもっと酸味が欲しい。

サン・ブラス リボッラ・ジャッラ・ディ・ロサッツォ
San Blâs Ribolla Gialla di Rosazzo
ヴァッレは1950年代に創業された家族経営のワイナリーで、フリウリ・コッリ・オリエンターリ地区に位置します。この地域は、スロヴェニアとの国境近くに広がる丘陵地帯で、最高品質のワインが生まれる土地として知られています。ヴァッレは丘陵地帯と平地に畑を所有し、異なる価格帯のワインを手がけています。「サン・ブラス リボッラ・ジャッラ・ディ・ロサッツォ」は、樹齢85年から110年の古木のリボッラ・ジャッラ100%で造られ、アカシアや黄色い花の香りとエレガントなアロマが特徴です。シュールリーを10〜12ヶ月行い、マロラクティック発酵も80%実施。ステンレスタンクで6ヶ月熟成させ、瓶詰め後は最大13年の熟成が可能です。時間とともに酸味が穏やかになり、果実味が際立つ味わいが楽しめる洗練された白ワインです。
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リボッラ・ジャッラ:100%
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ヴィンテージ:2015年
評価日:2023年02月13日
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