香りは複雑で独特。スー・ボワにトリュフ、インク、天日干ししたトマト、ドライローズ。味わいにもインク感が強く、余韻はタンニンに押されてほとんど風味がないが、インク感は少しある。味わいは果実味と酸味のバランスが良いが、若干甘味が強い。まだまだタンニンが強く熟成途上か。とにかく重い。

メルロ
Merlot
ミアーニは、イタリア・フリウリ地方にある、入手困難なカルトワインを生み出すワイナリーです。創設者エンツォ・ポントーニ氏は、かつてはメカニックでしたが、1990年からワイン造りに専念し、畑仕事に心血を注ぐ「畑の男」として知られています。ミアーニのワインは、徹底的な収量制限を行い、ブルゴーニュ特級畑の法定上限を大きく下回る、8.4hl/haという世界的に見ても極めて低い収量で造られます。その結果、凝縮感がありながらも飲み口の良いワインが生まれます。ブドウはフリウリのグランクリュと称されるブットリオとロザッツォの13haの畑で栽培され、年間生産量はわずか12,000本程度。この「メルロ」は2,000本程度の生産量で、プラムやチェリーなどの黒系、赤系果実の果実味と滑らかなタンニン、程良い酸が調和した素晴らしい仕上がりです。厳しい選果とバレルセレクションにより、妥協のないワイン造りが追求されています。
69,800 円~
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メルロ:100%
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¥.$.
ヴィンテージ:2002年
評価日:2020年07月23日