エステート・リースリング

ポール・クルーヴァーは、南アフリカ・ケープタウン周辺で最も冷涼なエルギン地区に位置する家族経営のワイナリーです。オーナーのポール・クルーヴァー氏は「徹底した質にこだわるワイン造り」をコンセプトに、すべての工程において丁寧な作業を徹底しています。冷涼な気候はフランス・ブルゴーニュ地方と類似しており、ブドウの生育が緩やかで、品質の高いブドウが収穫できることで知られています。「ポール・クルーヴァー・エステート・リースリング」は、同ワイナリーを代表するワインのひとつです。多様な区画のブドウを使用し、中には樹齢35年の古木も含まれます。区画ごとに醸造を行い、一部は2500Lの大樽で発酵、また、自然な甘みを引き出すために発酵を途中で止めるものもあるなど、様々な手法を用いて造られます。最終的にはそれらをブレンドし、味わいを調整して瓶詰めされます。味わいは、青りんごや柑橘類の爽やかな香りに、豊かなミネラルと生き生きとした酸味が特徴です。ドライな仕上がりながらも、ほのかに甘みが感じられるのも魅力です。エレガントでありながら、複雑な味わいが楽しめる、高品質なリースリングです。