特売で1000円だったが、この値段なら十分にクオリティは高く、特に欠点らしい欠点がない。全体的には酸味が少し際立って感じられ、終始バルサミコ酢をイメージするワイン。香りは比較的シンプルに、ブルーベリーや熟したストロベリー、スミレ、バルサミコ。口に含むと、少し酸っぱくも感じるほど、酸味が際立って感じられるが、冷静に吟味すると、酸味の強度自体は体感ほど高くはなく、香りや余韻のバルサミコのニュアンスとも相まって強く感じるようだ。タンニンも強靭で、そのおかげか何杯か飲むと、酸味と中和し合い、どちらも第一印象より和らいでくる。

ル・トゥールビヨン・ド・ラ・ヴィ ルージュ
Le Tourbillon de la Vie Rouge
ジャン・フィリップ・パディエは、フランス南部ルーション地方の小さな村カルスに居を構えるワイナリーです。オーナーであるジャン・フィリップ・パディエ氏は、ブルゴーニュで幼少期を過ごした後、南西地方でプラジョルのワインに感銘を受け、ワイン造りの道を志しました。2003年に自身のワイナリーを設立し、現在では標高200~300mの場所に点在する約15haの畑を所有しています。土壌は石灰質、シスト、粘土など多様性に富み、栽培はビオディナミ農法を実践しています。ル・トゥールビヨン・ド・ラ・ヴィ ルージュは、ジャン・フィリップ・パディエ氏が管理する畑から買い付けたブドウを使用したワインで、2014年にファーストヴィンテージがリリースされました。グルナッシュを主体にシラーをブレンドし、樹齢の高いブドウを使用しています。醸造はコンクリートタンクで行われ、亜硫酸塩の使用は瓶詰め時のみと必要最低限に抑えられています。このワインは、ピュアで豊かな果実味とエレガントさが特徴で、カルスのテロワールを表現しています。ジャン・フィリップ・パディエ氏のワインは、アペラシオンよりもワインの個性を重視しており、ヴァン・ド・フランスとしてリリースされています。
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ヴィンテージ:2016年
評価日:2021年01月28日
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