物凄いポテンシャルを感じるワインだが、若いゆえかちょっと刺激的すぎて個人的にはやりすぎに感じるワイン。一杯目がピークで、段々と飲むのが辛くなってくる。香りにはカイエンペッパーのような刺激的なスパイス、味わいは果実味と酸味がこれでもかというほど強い。同じく若い上位キュヴェもそうだったが、酸味が強すぎて香りや味わいがトマトのように感じられるので、酸味が苦手な場合はチャクラの早飲みは相性悪そう。香りは非常に複雑で、ストロベリーやラズベリー、スミレ、バニラ、石灰、カイエンペッパー、トマト、オレンジの皮など。味わいはライト寄りのボディだが、果実味と酸味の圧がすごい。タンニンはピノらしくあっさりで、わずかに存在感がある程度。余韻も長めだが、やはり刺激的でカイエンペッパーと煙のニュアンスがある。

バルダ
Barda
ボデガ・チャクラは、イタリアの名門ワイナリー「サッシカイア」のオーナーファミリーがアルゼンチンで手掛けるワイナリーです。サッシカイアを築き上げたニコロ・インチーザ・デッラ・ロケッタ氏の甥であるピエロ氏が、アルゼンチン・パタゴニアの地に理想的な畑を見つけ、2004年に設立しました。ワイナリーは、年間降水量わずか180mmという乾燥した気候で、昼夜の寒暖差が大きい過酷な環境にあります。しかし、この厳しい気象条件がブドウ栽培に適しており、病気の心配もなく、無農薬で健康的なブドウが育ちます。そのため、ボデガ・チャクラでは化学薬品や化学肥料を一切使用せず、完全ビオディナミ農法でブドウを栽培しています。バルダは、ボデガ・チャクラのエントリークラスのワインでありながら、樹齢30年以上のピノ・ノワールを使用しています。醸造においても妥協はなく、ビオディナミ農法による栽培と丁寧な醸造から、透明感溢れるピュアでエレガントなスタイルのワインが生み出されています。瑞々しいラズベリーやイチゴの香りに、スミレのようなフローラルなニュアンスが重なり、フレッシュな果実味と繊細なタンニンが調和した、洗練された味わいが特徴です。
3,465 円~
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ピノ・ノワール:100%
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甘味
酸味
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余韻の
長さ
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ユーザーコメント

¥.$.
ヴィンテージ:2019年
評価日:2021年04月28日