シャトー・ド・フラン レ・セリジエール

レ・セリジエール

Les Cerisiers

シャトー・ド・フランは、シャトー・シュヴァル・ブランを100年以上にわたり所有してきたエブラール家のドミニク・エブラール氏シャトー・アンジェリュスのオーナー、ユベール・ド・ブアール氏が共同経営するフラン・コート・ド・ボルドーのシャトーです。「レ・スリジェ」は、シャトー・ド・フランのスペシャル・キュヴェで、スタンダード・キュヴェとは異なる区画の畑のブドウを使用し、手摘みの収穫と伝統的な醸造方法を採用しています。選果テーブルでブドウを選別し、ステンレスタンクで発酵。樽熟成は新樽1/3と1年樽2/3のバランスを保ち、12~14ヵ月間行われます。肉付きが良く濃縮された味わいで、果実味が豊富で低い酸度、長い余韻が特徴です。

2,500  円~

タイプ

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アロマチャート

アロマの詳細

黒系果実

黒系果実

3 ブラックベリー
2 ブルーベリー
土・森の下草

土・森の下草

1 トリュフ
1 腐葉土
動物系

動物系

1 レザー
ナッツ

ナッツ

1 アーモンド
1 ココナッツ
樹木

樹木

2 オーク
焦げ臭

焦げ臭

1 コーヒー
スパイス

スパイス

1 クローヴ
1 スパイス
1 リコリス
1 バニラ
酒類

酒類

1 キルシュ

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

1 コーヒー

ユーザーコメント

右岸らしい複雑味が魅力的で、価格以上のハイクオリティなワイン。15年ということもあってブドウのポテンシャルも高く、樽もかなり効いていて、タニックなフルボディワイン。早飲み向けかと思ったが、まだタンニンは重く、果実味や酸味も強いため、長期とは言わずとも熟成向きのヴィンテージだと感じられる。香りは強く濃厚で、トップノートにはアーモンドやココナッツのナッティな香ばしさと甘さがあり、すぐにトリュフや腐葉土、クローヴの強烈な個性も出てくる。他にもブラックベリー、コーヒー、レザーなど、現時点でも相当な複雑味が楽しめる。口に含むと、アタックには煮詰めたプルーンのような濃厚な果実味と甘味があり、すぐにブラックチェリーのしっかりとした酸味もついてきてバランスが取れる。中盤からはややタンニンの存在が気になり、収斂感は弱いものの舌に堆積する感覚はあり、まだ飲み頃ではないと主張してくる。余韻はコーヒーの風味があるが、タンニンに押され気味でやや尻すぼみ感ではあり、タンニンがもう少しこなれてから飲むべきだろう。

¥.$.

ヴィンテージ:2015年
評価日:2023年11月22日

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