
バッルーア
Barrua
アグリコーラ・プニカは、イタリアのトップ生産者たちがサルデーニャ島で設立したワイナリーです。その設立には、スーパータスカンブームの火付け役として知られる故ジャコモ・タキス氏が深く関わっています。彼は、サルデーニャ島のテロワールと、そこで育つカリニャーノの可能性に感銘を受けました。そして、「サッシカイア」を世に送り出したテヌータ・サン・グイドの当主、ニコロ・インチーザ・デッラ・ロケッタ氏らと共に、2002年にアグリコーラ・プニカを立ち上げました。アグリコーラ・プニカのフラッグシップワインであるバッルーアは、ワイナリーが所有するバッルーア・エステートという畑の名を冠しています。この畑は、サルデーニャ南西部の海岸からやや内陸に位置し、石灰質土壌に粘土、砂質土壌が混ざり合う、ブドウ栽培に最適な環境です。ブドウ品種はカリニャーノを主体に、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロをブレンドしています。バッルーアは、収穫されたブドウを発酵後、新樽比率30%のフレンチオークで18ヶ月間熟成させます。その後、瓶内で最低6ヶ月の熟成を経てリリースされます。その味わいは、濃いルビー色を呈し、イチゴやラズベリーなどの熟した果実のアロマが特徴的です。口に含むと、濃厚な果実味とスパイシーなニュアンスが広がり、甘やかなタンニンと上品な酸が、シルキーな舌触りと長い余韻を生み出します。バッルーアは、その優れた品質から、イタリアのワインガイド「ガンベロ・ロッソ」で最高評価を獲得するなど、国内外で高い評価を受けています。
2,363 円~
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