特売1000円。樽がしっかりと効いて甘味もあるモダンな作りでわかりやすく美味しいワイン。樽は効いた若いヴィンテージでありながら、荒々しさは無く、タンニンも滑らかで比較的軽めに感じられ、間違いなく金額以上のクオリティを持っている。香りは、トップノートにバニラやチョコレートの甘やかな香りがしっかりと感じられ、カシスやブラックベリーの黒系果実香やコーヒーの濃厚な香りに加え、ハイビスカスのような爽やかな花の蜜感もあり個性的な側面もある。口に含むと、アタックから果実味、甘味、酸味のボリュームを感じさせるパワフルな味わいで、終始そのバランスを保った均整の取れた味わい。樽由来のロースト感や甘味は強めだが、酸味も強いおかげでくどさは無く、荒々しさもないので飲みごたえがありつつ飲み疲れない。タンニンも滑らかで、存在感が無いとまではいかないが、軽やかで早飲みする分にも申し分ない。余韻も長く、カシスやチョコレート、コーヒーなど複雑味を残した心地良い余韻が続く。

1895 ラ・ストーリア モンテプルチアーノ・ダブルッツォ
1895 La Storia Montepulciano d'Abruzzo
ナターレ・ヴェルガは、イタリアのワイナリーで、創業者エンリコ・ヴェルガにより1895年に設立されました。現在は4代目のナターレ・ヴェルガ氏が経営し、北イタリアのチェルメナーテに20,000平方メートルの敷地を持ちます。ワイナリーは伝統を尊重しつつ技術革新を追求し、品質と価格のバランスに優れたワイン造りで国内外で注目を集めています。2020年に創業125周年を迎え、歴史の集大成を表現したワインを造りたいという想いから「1895 ラ・ストーリア」シリーズが生まれました。「1895 ラ・ストーリア モンテプルチアーノ・ダブルッツォ」もその一環として生まれたワインで、特にモンテプルチアーノは、ヴェルガ社にとって初めて手掛けた品種であり、最も歴史が長く重要な品種です。厳選されたブドウを手積みで収穫し、約14日間のマセレーション後、ステンレスタンクとスラヴェニアンオークでの発酵、そして約6ヶ月の樽熟成と約3ヶ月瓶内熟成を経てリリースされます。ブラックベリーやブラックチェリーの豊かな果実味と、オーク樽による複雑かつなめらかなストラクチャーが特徴。心地よい余韻をもたらします。
1,892 円~
生産地
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モンテプルチアーノ:100%
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アロマの詳細

黒系果実

花

焦げ臭

スパイス
味わい
ボディ
果実味
甘味
酸味
渋味
余韻の
長さ
余韻のテイスト
ユーザーコメント

¥.$.
ヴィンテージ:2019年
評価日:2023年08月20日