シャトー・ベル・コリーヌ

シャトー・ベル・コリーヌ

Château Belle Coline

シャトー・ベル・コリーヌは、ブライ・コート・ド・ボルドーに位置するシャトーで、ボルドーでも著名なネゴシアン、クリストフ・ルブル・ザルツ氏が所有しています。ザルツ氏は、当時まだ知名度のなかったブライ・コート・ド・ボルドーの地でシャトー経営を開始し、世界からも注目されるワインを造り、このアペラシオンを世界に知らしめた人物と言われています。丘陵地帯に広がる南向きの畑は、粘土石灰質の土壌で、平均樹齢35年のメルロが90%、マルベックが10%植えられています。コンサルタントには天才醸造家ステファン・ドゥルノンクール氏を招聘。新樽比率25%で12ヶ月熟成されます。初ヴィンテージの2011年からワイン評価誌で高い評価を受けています。

3,297  円~

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アロマチャート

アロマの詳細

加工・ドライフルーツ

加工・ドライフルーツ

1 煮詰めたブラックベリー
土・森の下草

土・森の下草

1 トリュフ
1 枯葉
1 腐葉土
ナッツ

ナッツ

1 アーモンド
薬品・化学物質

薬品・化学物質

1 インク

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

1 アーモンド
1 黒土

ユーザーコメント

香りは非常に濃厚で右岸らしい複雑味があるが、味わいは香りに比べると控えめでやや肩透かし感がある。また、タンニンは未だ存在感が強く、熟成ポテンシャルを考えてもピーク時でも完全に溶け込むことはなさそうな範囲気。香りは、トップノートに綺麗なトリュフ香がしっかりと感じられ、第一印象は非常に期待が持てる。腐葉土や枯葉の熟成香もあり、ヴィンテージ相応の熟成感が感じられる。他にも煮詰めたブラックベリーの濃厚な果実香やアーモンドの香ばしさ、インクのニュアンスもある。口に含むと、香りとは打って変わって果実味も甘味も控えめで、酸味は強めでフレッシュ感があり、良く言えばエレガント、悪く言えばやや薄い味わいにも感じられる。香りの濃厚さや力強さがもっとエレガント寄りだったなら印象もまた違っただろう。中盤からはタンニンが重く、収斂感こそ弱いものの余韻まで長く居座り続ける。熟成のおかげてタンニンは甘やかさがあり、余韻の風味を邪魔しないのは救い。余韻は、黒土とアーモンドの風味が長く残る。金額を考えれば十分なクオリティで、樽が強い造りなのでグレートヴィンテージならマッチしそう。

¥.$.

ヴィンテージ:2012年
評価日:2024年03月05日

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