カベルネ・ソーヴィニヨン セントラル・コースト

スミス＆フックは、1970年代にスイス出身の起業家ニコラス・ハーンによって設立されたカリフォルニアのワイナリーです。ハーンは、モントレーのサンタ・ルシア・ハイランズに馬の牧場であった「スミス・ランチ」と牛の牧場であった「フック・ランチ」を見つけ、その地にワイナリーを設立しました。ワイナリーの名前は、かつての所有者への敬意を込めて「スミス＆フック」と名付けられました。スミス＆フック カベルネ・ソーヴィニョン セントラル・コーストは、そんな歴史を持つワイナリーの原点ともいえるワインです。1980年にファーストヴィンテージがリリースされ、高品質なワインとして高い評価を得てきました。ブドウは、セントラル・コースト内のサン・アントニオ・ヴァレー、パソ・ロブレス、ヘイムズ・ヴァレーなどの温暖な地域と、冷涼なアロヨ・セコ、フック・ヴィンヤーズなどから収穫されます。醸造においては、一部にブルゴーニュで用いられるフラッシュ・デタントという技術を導入し、果実味を最大限に引き出す工夫が凝らされています。フレンチオークの新樽で15ヶ月熟成され、豊かな果実味と滑らかなタンニンが特徴のワインに仕上がっています。