シャトー・カリニャン

シャトー・カリニャン

Château Carignan

シャトー・カリニャンは、ボルドーの右岸、カリニャン・ド・ボルドーに位置する歴史あるシャトーです。その起源は11世紀にまで遡り、フランス国王シャルル7世からジャンヌ・ダルクの戦友であるジャン・ポトン・ド・ザントライユに贈られた領地に建てられたと言われています。1452年に再建されたシャトーは、モンテスキュー家やジョゼフ・ボナパルトの副官エティエンヌ・ドンナ将軍など、著名な人物によって所有されてきました。歴代のオーナーたちはシャトーとワインの品質向上に努め、現在では150ヘクタールの壮大な敷地を有し、そのうち65ヘクタールにブドウ畑が広がっています。シャトー・カリニャンのブドウ畑は、粘土石灰質の丘陵地帯に位置し、水はけの良い土壌と南向き、南西向きの斜面が特徴です。平均樹齢30〜35年のブドウ樹から、メルロを主体に、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フランが栽培されています。栽培においては減農薬農法を採用し、有機肥料を使用するなど、環境に配慮した取り組みが行われています。収穫されたブドウは最適な熟度で収穫され、ステンレスタンクでマロラクティック発酵が行われます。その後、1〜2年使用のオーク樽で12ヶ月熟成されます。シャトー・カリニャンのワインは、カディヤック・コート・ド・ボルドーACに格付けされています。熟した果実の風味とスパイシーな風味がバランスよく広がり、滑らかで優しい口当たりが楽しめます。

4,339  円~

タイプ

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アロマチャート

アロマの詳細

黒系果実

黒系果実

1 カシス
1 ブルーベリー
土・森の下草

土・森の下草

1 枯葉
1 黒土
1 黒鉛
焦げ臭

焦げ臭

1
スパイス

スパイス

1 リコリス

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

1 コーヒー
1 タバコ

ユーザーコメント

カディヤック・コート・ド・ボルドーのメルロ主体、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フランのアッサンブラージュ。2009年、十分に飲み頃に入っていると言ってもよく、今飲んでも十分楽しめたが、正直今開けてしまったのが少し悔やまれるほど、底なしのポテンシャルを感じられた。金額も安いし、これはぜひストックしておきたい。黒土や黒鉛のようなズシッと重いニュアンスが特徴的で、香りも味わいも、まだ先がありそうだが暗闇で見えない、閉じているのとはまた違う不思議な感覚がある。アルコール度数が14.5%と高いのも相まって、物凄いエネルギーを持ったワインに感じる。余韻には、コーヒーやタバコの重厚感あるニュアンスが長く続き、最後まで楽しませてくれる。

¥.$.

ヴィンテージ:2009年
評価日:2021年05月09日

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