シャトー・ラフルール・デュ・ロワ

シャトー・ラフルール・デュ・ロワ

Château Lafleur du Roy

シャトー・ラフルール・デュ・ロワは、ボルドー地方で最も小規模なアペラシオン、ポムロールの「カテュソー」村に位置するワイナリーです。ポムロールの中でも特に優れたブドウが育つ高台に畑を構え、まろやかでコクがあり、豊かなアルコール分を持つ個性的なワインを生み出しています。このシャトーは、長年に渡りデュボスト家によって運営されてきました。1958年からは、現在のオーナーであるイヴォン・デュボスト氏がシャトー名を冠したワインをリリースしています。イヴォン氏は、1995年までポムロールの村長を務め、地域のワイン発展に尽力した人物としても知られています。彼のワイン造りへの情熱と知識は高く評価されており、あのペトリュスでさえも、栽培に関するアドバイスを求めに訪れるほどです。シャトー・ラフルール・デュ・ロワは、ポムロールのA.O.C.に認められたワインで、メルロを主体にカベルネ・フランとカベルネ・ソーヴィニヨンをブレンドして造られます。平均樹齢40年のブドウは、減農薬栽培、草生栽培、摘蕾、摘葉など丁寧な管理のもとで育てられ、収穫は区画ごとに手摘みで行われます。醸造においては、自然酵母を用い、新樽比率1/3で18ヶ月間樽熟成を行うなど、伝統的な手法を重んじています。こうして造られるワインは、ブラックチェリーやブラックベリーなどの果実香に、レザーや下草のニュアンスが加わり、濃縮感のあるフルボディに仕上がります。溶け込んだタンニンが感じられる、ややドライな後味は、イベリコ豚や熟成牛などの力強い料理との相性を抜群のものにしています。

5,280  円~

タイプ

あなたの評価

テイスティングノート

テイスティングデータがありません

購入する