30周年記念キュヴェ。45%は上級キュヴェMの畑のブドウが使われているとのことで、コスパや如何にと開けてみたが、やはり早過ぎてかなり青臭く、酸味も荒々しい。ただ、タンニンは想像以上になめらかで、ミンティなアロマが苦手でなければ早飲みでも大丈夫そう。香りは、グラスに注いでいるうちはローストナッツの香ばしい香りが立っているが、グラスに鼻を近づけるとそこからはもう強烈なミント。リコリスやナツメグのスパイシーなニュアンスもある。アタックは荒々しく、強めの果実味と酸味がある。そこからタンニンの収斂感が襲ってくるのだろうなと思っていたら、ほとんど来ずに滑らかさに驚く。ガッツリフルボディかと思ったが、ミディアムフルであまり飲み疲れない。樽は効いているが、さすがフレンチオーク、甘くない。が、ミントが強いので今回はもう少し甘味がほしかった。メントールのようにヒヤッとする余韻だが、強さ・長さは中庸。

モンテス・アルファ カベルネ・ソーヴィニヨン エディシオン・リミターダ 30 アニョス 2018
Montes Alpha Cabernet Sauvignon Edición Limitada 30 Años 2018
モンテスは、1988年にチリのワイン業界を牽引する4人の専門家によって設立された、プレミアムチリワインの先駆者的なワイナリーです。彼らはヨーロッパ式の醸造技術をチリの豊かな大地に導入し、「世界最高峰のチリワインを造る」という信念のもと、高品質なワイン造りに取り組んでいます。その結果、モンテスのワインは世界中のレストランや航空会社で採用され、チリを代表するトップワイナリーとしての地位を確立しました。「モンテス・アルファ カベルネ・ソーヴィニヨン エディシオン・リミターダ 30 アニョス」は、モンテスの看板シリーズであるモンテス・アルファの特別記念ボトルです。モンテス・アルファ・カベルネ・ソーヴィニヨンの発売30周年とグレートヴィンテージである2018年を記念して造られた限定キュヴェで、アルファシリーズの最高峰「アルファ・エム」用の畑から収穫されたブドウを贅沢に使用しています。このワインは、チリ最高の畑と言われる単一畑「ラ・フィンカ・デ・アパルタ」で栽培されたカベルネ・ソーヴィニヨンとカベルネ・フランを主体に、ナイトハーベストで手摘みされたブドウを使用しています。フレンチオークの新樽で18ヶ月熟成され、その間にはグレゴリオ聖歌を聞かせるというユニークな取り組みも行われています。その味わいは、凝縮した果実味とエレガントなタンニンが調和し、長期熟成にも耐えうるポテンシャルを秘めています。
8,800 円~
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カベルネ・ソーヴィニヨン:94%
カベルネ・フラン:6%
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ヴィンテージ:2018年
評価日:2021年03月21日