色合いは完全に琥珀色になっていて、ピークアウトしているように見えるが、一応まだ飲める。香りは強烈で、ウィスキーボンボンのようなチョコレートとリキュールの香りがある。また、相当樽を効かせたと思われる、焦げ落ちた木のニュアンスが香りと余韻にあり、若干焦げを食しているような感覚になる。味わいもカリフォルニアらしく強烈で甘味もしっかりとあり、熟成によってクリーム系のデザートのような味わいと樽による焦げ感といった感じになっている。甘いといっても辛口ワインの範疇。カリフォルニアワインが好きな人が飲んだらどう思うのか気になるが、旧世界ばかり飲む人には強烈すぎてキツイと思われる。

キュヴェ・W リヴァモア・ヴァレー シャルドネ
Cuvée M Livermore Valley Chardonnay
カリン・セラーズは、オーナーのテリー・レイトン氏が大半のワインが飲み頃を迎える前に消費されてしまうことを嘆き、自らが造ったワインを10年以上熟成させ、氏が考える「旨味」がピークに達したときに出荷されます。このシャルドネは、20世紀初頭にうえんて・ファミリーがブルゴーニュから持ち帰った低収量クローンの古樹で、薄い粘土質の表土と砂利質の土壌と相まって複雑な熟成を持っています。95年ヴィンテージでは、パーカー・ポイント95点を獲得した高い評価を得ているワインです。
7,612 円~
生産地
タイプ
品種
シャルドネ:100%
あなたの評価
テイスティングノート
1件の評価を集計
アロマチャート
アロマの詳細

ナッツ

樹木

焦げ臭

酒類
味わい
ボディ
果実味
甘味
酸味
渋味
余韻の
長さ
余韻のテイスト
ユーザーコメント

¥.$.
ヴィンテージ:1996年
評価日:2021年08月12日