特売1000円だったし、新世界のオークチップワインかアメリカンオークの甘いワインだろうと高を括っていたら、想像以上に美味しく良い意味で期待を裏切られた。しっかり吟味すると、香りも味わいもケミカルなニュアンスが少し感じられ、異質な苦味もあるものの、深く考えずに気楽に飲む分にはほとんど気にならないレベル。全体的に甘味のあるストロベリーという印象で、果実味が強く、余韻にもほのかにストロベリー感が残り続ける。複雑味もあり、スミレやローリエ、タバコ、白コショウのアロマに、余韻は石灰のニュアンスが強めにありつつ、タバコのようなスモーキーさも漂う。あまり樽の印象が強くないので調べてみると、フレンチオーク使用とのことで納得。

リミテッド・エディション ピノ・ノワール
Limited Edition Pinot Noir
マライは、チリ北部リマリ・ヴァレーの冷涼な海岸地域に位置するワイナリーです。小規模生産者ならではのこだわりを貫き、ブドウ栽培から醸造までを自社で一貫して管理することで、高品質なワインを生み出しています。特に、リマリ・ヴァレーの冷涼な気候はピノ・ノワールの栽培に適しており、同社の「リミテッド・エディション ピノ・ノワール」は、この地のテロワールを最大限に表現したワインと言えます。このワインに使用されるブドウは、タリナイ・ヴィンヤードとエスピナル・ヴィンヤードという二つの畑から収穫されます。タリナイ・ヴィンヤードは、ユネスコの世界生物圏保護区に指定されているフレイ・ホルヘ国立公園に隣接しており、冷涼な海岸性気候が特徴です。エスピナル・ヴィンヤードもまた、谷の海岸部分に位置し、古代の沖積段丘にあります。マライでは、ブドウの品質を最大限に高めるため、剪定から収穫まで、すべての作業を入念に管理しています。収穫はブドウが最適なフェノール熟度に達した4月の第一週に手摘みで行われ、その後、厳格な選果を経て醸造されます。フレンチオーク樽で12ヶ月熟成されたワインは、チェリーやイチゴなどの果実香、スパイスのニュアンス、そしてオークの香りが調和した複雑なアロマが特徴です。フレッシュで繊細な味わいに、程よい酸味とシルキーな舌触りが加わり、エレガントで長い余韻が楽しめます。
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ピノ・ノワール:100%
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アロマの詳細

柑橘系果実

赤系果実

花

フレッシュハーブ

ドライハーブ等

土・森の下草

樹木

焦げ臭

スパイス
味わい
ボディ
果実味
甘味
酸味
渋味
余韻の
長さ
余韻のテイスト
ユーザーコメント

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ヴィンテージ:2017年
評価日:2021年02月03日
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