素晴らしい熟成状態で十分に飲み頃と言ってよいと思うが、驚くほどにタンニンがしっかりしていて、果実味なんかも枯れきっておらず、もう少しピークは先になりそう。強い果実味にしっかりと樽を効かせた超熟向きの作りになっている。香りは非常に複雑で、香りだけでも長い時間楽しめる。ドライイチジクとまだ瑞々しさを残した熟したブラックベリー、萎れたバラ、腐葉土、葉巻、薬箱、ローストコーヒー、黒糖など。口に含むと、アタックが想像以上に瑞々しく、まだまだ果実味をしっかりと感じられるだけでなく、余韻のコーヒーのニュアンスに負けることなく、長いことブラックベリーの果実味が残り続けることに驚く。タンニンはアタックから中盤にかけては溶け込んで存在感がないが、終盤に強い収斂感が出てくる。酸味はまろやかで、熟成ボルドーらしい甘味も出ている。

シャトー・セルタン・ジロー
Château Certan-Giraud
シャトー・セルタン・ジローは、ボルドー地方の中でも最高級ワインの産地として名高いポムロール地区に位置していました。その畑は、ペトリュスやシャトー・ラフルール・ペトリュス、ヴュー・シャトー・セルタンといった錚々たるシャトーに隣接し、素晴らしいテロワールを誇っていました。1999年にペトリュスの育ての親として知られるジャン・ピエール・ムエックス社によって買収され、その畑はシャトー・オザンナやシャトー・ネナンの一部として生まれ変わりました。そのため、シャトー・セルタン・ジローとしてのワインは1998年が最後のヴィンテージとなり、今では幻のワインとなっています。そのワインは芳醇な香りと豊かな果実味、官能的でエレガントな味わいが特徴でした。
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黒系果実

加工・ドライフルーツ

花

ドライハーブ等

土・森の下草

焦げ臭

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味わい
ボディ
果実味
甘味
酸味
渋味
余韻の
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ヴィンテージ:1995年
評価日:2021年04月11日
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