シャトー・ボー・ソレイユ

シャトー・ボー・ソレイユ

Château Beau Soleil

シャトー・ボー・ソレイユは、フランス・ポムロール地区に位置するワイナリーで、1995年にシャトー・クリネの元オーナーである故ジャン・ミッシェル・アルコート氏と、世界的コンサルタントのミシェル・ロラン氏の手によって誕生しました。「美しい太陽」という名を冠するこのワインは、ポムロールの南部の平地に広がる砂利土壌の畑から生まれます。メルロを主体に、少量のカベルネ・フランをブレンドし、手摘みで収穫されたブドウは12〜15ヶ月間樽熟成されます。ボー・ソレイユは、キメ細やかなタンニンと適切な酸、滑らかな口当たりが特徴のエレガントなワインです。芳醇な果実味と深みを持ちながら、繊細さも兼ね備えています。ワイン評論家からは、「ボー・ソレイユは健全な造りのポムロールであり、兄貴分のクロワ・デュ・カスと同等の品質ながら、価格は抑えられている」と高く評価されています。

12,550  円~

タイプ

あなたの評価

テイスティングノート

1件の評価を集計

アロマチャート

アロマの詳細

発酵・乳製品

発酵・乳製品

1 醤油
土・森の下草

土・森の下草

1 湿った土
動物系

動物系

1 レザー
焦げ臭

焦げ臭

1 ガトーショコラ
1 ロースト香
薬品・化学物質

薬品・化学物質

1 樟脳
酒類

酒類

1 ブラックベリーリキュール

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

1 ロースト香
1 樟脳

ユーザーコメント

ポムロルの96年はグレートヴィンテージではなかったと思うが、非常に力強く、まだ若さも残っていて、この先のポテンシャルも感じさせてくれるワインだった。右岸らしい香りと味わいで、特に味わいは醤油や出汁のように、果実味というより旨味、酸味というより塩味といった味わいで面白い。香りは、ブラックベリーリキュールとガトーショコラのトップノートがあり、アルコールを生地に含んだケーキを思い起こす。他にも、醤油や湿った土、樟脳、レザーなど複雑で、ロースト香もかなりしっかりとあり、まだ樽香が馴染みきっていない。香りの印象から、多少は甘味が感じられると思ったが、ほとんど感じられないというか、出汁感のある旨味とその塩っぱさが特徴的で、甘味やタンニンの印象がほとんどない。後半になるとロースト感が高まり、余韻にもしっかりと残る。余韻には他にも樟脳のニュアンスがある。十分飲み頃と言ってよいが、まだ熟成ポテンシャルがあり、さらなる複雑味が期待できそう。

¥.$.

ヴィンテージ:1996年
評価日:2022年04月30日

購入する