シャトー・フルカ・ボリー

シャトー・フルカ・ボリー

Château Fourcas-Borie

シャトー・フルカ・ボリーは、メドックのリストラック地区に位置するワイナリー。2009年にシャトー・デュクリュ・ボーカイユのオーナーであるブルーノ・ボリー氏が惚れ込んで購入し、シャトー・フルカ・デュモンから改名し、シャトー・フルカ・ボリーとなりました。畑は「メドックの屋根」と呼ばれるメドックでも最も標高の高い場所にあり、粘土石灰質の土壌が広がる地域で、その中でもフルカ・ボリーの畑は珍しい砂利や砂礫質の土壌を持ち、カベルネ・ソーヴィニヨンやプティ・ヴェルドの栽培に適しています。この土壌がワインに豊かな果実味とミネラルのニュアンスを加え、リッチでボリューム感のあるフルカ・ボリー特有の味わいをもたらします。プティ・ヴェルド独特のタンニンも存在感がある、熟成ポテンシャルもあります。

3,278  円~

タイプ

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1件の評価を集計

アロマチャート

アロマの詳細

黒系果実

黒系果実

1 ブラックベリー
1 ブルーベリー
花

1 バラ
ドライハーブ等

ドライハーブ等

1 タバコ
土・森の下草

土・森の下草

1 黒鉛
動物系

動物系

1 燻製肉
スパイス

スパイス

1 黒コショウ

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

1 カカオ
1 コーヒー
1 黒鉛

ユーザーコメント

タンニンはまだ重く収斂感もわずかながら残しているが、樽香は馴染んできていて、荒々しさは感じずにフルボディの飲みごたえを堪能できる。果実味は決して弱くはないが、樽頼みのところは否めず、もう少しブドウのポテンシャルが感じられると完璧だった。いずれにしても金額以上の素晴らしいワイン。香りは、トップノートに黒胡椒のスパイシーさがあり、ブルーベリーやブラックベリーのベリー系果実とバラの香りが華やかで、タバコや黒鉛、燻製肉などの樽香とうまくバランスが取れている。口に含むと、アタックは中庸な果実味と酸味で凡庸な印象だが、一拍置いてロースト感と樽由来の甘味が広がり、余韻まで非常に長く力強さを維持する。その上荒々しさはなく心地良い飲みごたえ。タンニンは一杯目からやや気になるほどまだまだ存在感はある。一方で、タンニンが残る限り余韻も続き、黒鉛、カカオ、コーヒーの複雑味も感じられる余韻になっている。

¥.$.

ヴィンテージ:2015年
評価日:2022年11月07日

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