シャトー・フォンレオー

シャトー・フォンレオー

Château Fonréaud

シャトー・フォンレオーは、フランス・ボルドー地方のメドック地区の中でも特に標高の高いリストラックに位置する歴史あるシャトーです。「メドックの屋根」とも呼ばれるこの地は、石灰質の土壌と砂利質の段丘が特徴で、メルロやカベルネ・ソーヴィニョンを中心に、しっかりとした骨格と豊かな果実味を持つワインを生み出します。150年以上の歴史を持つシャトー・フォンレオーは、2003年にブルジョワ級へと格上げされ、リストラックを代表するシャトーの一つとして知られています。1962年からは、リストラックやムーリスに複数のシャトーを所有するシャンフロー家がオーナーとなり、伝統的なスタイルを守りつつ、最新の醸造設備を導入するなど改革を進めています。シャトー・フォンレオーのワインは、カベルネ・ソーヴィニョンとメルロー、プティ・ヴェルドをブレンドして造られます。それぞれの品種に適した区画で栽培されたブドウは、温度調節機能付きの小型タンクで醸造され、区画ごとの個性を引き出しています。新樽比率1/3で12ヶ月熟成されるワインは、エレガントでしなやかなスタイルが特徴です。

3,980  円~

タイプ

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テイスティングノート

11件の評価を集計

アロマチャート

アロマの詳細

赤系果実

赤系果実

4 ラズベリー
1 レッドチェリー
1 プラム
黒系果実

黒系果実

7 ブラックベリー
2 ブラックチェリー
2 カシス
1 ブルーベリー
1 ベリー
1 ブラックプラム
加工・ドライフルーツ

加工・ドライフルーツ

1 レーズン
花

2 バラ
2 スミレ
1 ドライローズ
1 野ばら
植物・野菜

植物・野菜

1 フェンネル
フレッシュハーブ

フレッシュハーブ

1 ミント
ドライハーブ等

ドライハーブ等

2 タバコ
1 甘いタバコ
発酵・乳製品

発酵・乳製品

1 ミルク
土・森の下草

土・森の下草

2
2 マッシュルーム
1
1 黒鉛
動物系

動物系

2 獣臭
2 レザー
樹木

樹木

2 オーク
2
焦げ臭

焦げ臭

3 チョコレート
2 コーヒー
スパイス

スパイス

4 リコリス
2 スパイス
1 クローヴ

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

1 エスプレッソ
1
1
1 石灰
1 漢方薬

ユーザーコメント

カベルネ主体の若いヴィンテージらしく、トップノートはカシスやミントの香りが強く、ブラックプラムやバラ、そして甘いタバコのニュアンスがあって面白い。味わいは、果実味と酸味がしっかりとあるミディアムフルボディで、荒々しくもなく、まだタンニンが溶け込みきってはいないものの、15年にしてはこなれているので、早飲みできるワイン。余韻にはほのかに杉や石灰のニュアンスがある。リストラック村のクリュ・ブルジョワ級で、金額が低めなのに対しクオリティは申し分ないので、普段飲みに重宝できるのも嬉しいワイン。

¥.$.

ヴィンテージ:2015年
評価日:2021年07月26日

開いてくると幾分かバランスが取れてくるが、それでもアーシーなニュアンスが特徴的。土のついてフェンネルや鉄、マッシュルームの香りで、「土がついている」という表現がしっくりくる。果実の印象は、ブラックチェリーやラズベリーで少し赤系寄り。味わいでも果実味のコクよりも明るい酸味が感じられる。また、開いてくるとチョコレートの香りが強くなってくる。が、味わいは非常にドライ。タンニンは滑らかで、存在感こそあるものの収斂感はない。香りや味わいの中盤までは、ロースト感はあまり感じなかったが、余韻にかけてはエスプレッソにも近い強いロースト感が出てくる。デミグラスソースとの相性が抜群に良かった。熟成感はほとんどなく、まだまだ熟成できる。

¥.$.

ヴィンテージ:2009年
評価日:2020年12月21日

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