キツすぎない程度に樽はしっかりと効いていて、とろみを感じる粘性と相まって飲みごたえのある仕上がり。酸味もかなり強く、これらとバランスが取れて相性の良さが感じられる。香りは、トップノートから終始ベッコウ飴のような蜂蜜やカラメルと似て非なるニュアンスがあり、軽く煎った胡麻のカラッとしたナッティさも特徴的。他には、スダチやライムとその皮などの柑橘系を主体に、セイヨウサンザシや白胡椒のやや尖った香りもある。口に含むと、アタックから酸味が印象的で、アタックこそ果実味が拮抗しているようにも感じられるが、酸味の伸びには敵わず、代わりに中盤からは樽由来とミネラルの甘味が出てきてバランスが取れている。粘性が強く、とろみが感じられ、余韻の長さにつながっている。余韻はやはりベッコウ飴のニュアンスとミネラルの風味が感じられる。刺々しい要素を持ち合わせているが、リリースから少しだけ時間が経っていることもあり、門は取れていて程よい個性に落ち着いていて、今のタイミングならコスパ抜群の良ワインだと感じられるが、最新ヴィンテージだととっつきにくそうなワイン。

ヴィレ・クレッセ
Viré-Clessé
ジャン・マリー・ギュファンによるメゾン・ヴェルジェの「ヴィレ・クレッセ」は、マコン北部の粘土質土壌で育ったブドウを使用し、ファーストプレス果汁のみを取り入れています。12月末までの水平型ステンレスタンクでの発酵と、6ヶ月間のシュールリー熟成により、梨や熟した桃の豊かな香りと、リッチで凝縮された味わいが特徴です。メゾン・ヴェルジェは、ジャン・マリー・ギュファン氏が1990年に始めたネゴシアン部門で、シャブリ、コート・ドール、マコンの葡萄栽培家と契約し、栽培チームが最高の葡萄を選別しています。ジャン・マリー・ギュファン氏はシャルドネの魔術師の異名を持ち、彼のドメーヌ・ギュファン・エナンはフランスの評価誌からマコンで唯一の三ツ星評価、メゾン・ヴェルジェもメゾンとしてはブルゴーニュで最高の二ツ星評価を受けています。
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シャルドネ:100%
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柑橘系果実

花

ミネラル

ナッツ

焦げ臭

スパイス
味わい
ボディ
果実味
甘味
酸味
渋味
余韻の
長さ
余韻のテイスト
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¥.$.
ヴィンテージ:2017年
評価日:2023年12月18日
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