ピノ・ノワールで造るブラン・ド・ノワールのスティルワイン。スティルワインというにはしっかりとした微発泡で、アタックは一瞬シャンパーニュを思わせる。シャンパーニュの一部分を切り出したかのようなワインで、シャンパーニュにおけるピノ・ノワールの役割を認識できる面白いワイン。香りは非常にスパイシーで、白胡椒やジンジャー、レザーが感じられ、それらに負けじと焼きりんごのコクのある果実香もしっかりと感じられる。口に含むと、アタックは生き生きとした泡が感じられ、ギリギリ微発泡と呼べる発泡性。リンゴやレモンの強い酸味とスパイシーな味わいが特徴的で、余韻にはほのかに蜂蜜の甘いニュアンスが出てきて、レモンの酸味とともに控えめながら長い余韻を形成する。

ル・ブラン・デュ・トランブル コトー・シャンプノワ
Le Blanc du Tremble Coteaux Champenois
マリー・クルタンは、シャンパーニュ地方南部、オーブ県のポリゾ村に2.5haの畑を所有するワイナリーです。女性醸造家のドミニク・モロー氏が設立し、DRCやルフレーヴ、コント・ラフォンなどにビオディナミを指導したピエール・マッソン氏に師事しました。ドミニク氏はシャンパーニュ地方のビオディナミの先駆者たちと交流しながら、夫から譲り受けた畑で栽培実験を行い、ビオディナミを実践しています。ワイナリー名はブドウ栽培家であった彼女の曾祖母マリー・クルタン氏に由来し、農薬や化学肥料を使わず馬で耕作していた曾祖母への敬意が込められています。「ル・ブラン・デュ・トランブル コトー・シャンプノワ」は、ポリゾ村の区画「ル・トランブル」のピノ・ノワール100%で造られる、コトー・シャンプノワと呼ばれるスティルワインです。平均樹齢55年のブドウを使用し、ステンレスタンクでアルコール発酵後、粘土製と砂岩製のアンフォラでマロラクティック発酵と11ヶ月間の熟成を行います。SO2は瓶詰め時に少量添加するのみです。
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ピノ・ノワール:100%
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ヴィンテージ:2019年
評価日:2024年09月23日
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