ロッカ・デイ・モリ コペルティーノ ロッソ

コペルティーノ ロッソ

Copertino Rosso

ロッカ・デイ・モリは、1870年に設立されたプーリア州のワイナリーです。イタリア歴史認定協会によって正式に歴史を認められた、数少ないワイナリーの一つです。現在は4代目の兄弟によって家族経営されており、プーリアの土着品種であるプリミティーヴォ、ネグロアマーロ、マルヴァジア・ネーラなどを中心に、伝統的な仕立て方法「アルベレッロ・プリエーゼ」を用いてブドウ栽培を行っています。この仕立て方は、ブドウの葉が直射日光を遮り、地面からの反射光でゆっくりと成熟を促す特徴があります。収量は一般的な栽培方法の3分の1から4分の1程度と非常に低いですが、高品質なブドウを得ることができます。また、夜間に手摘みで収穫を行うなど、細心の注意を払って栽培されています。コペルティーノ ロッソは、石灰質を主体とする畑で栽培されたネグロアマーロとモンテプルチャーノをブレンドして造られます。ネグロアマーロはタンニンが豊富でアントシアニンが少なく、モンテプルチャーノはアントシアニンが豊富でタンニンが少ないという対照的な特徴を持ち、ブレンドすることでバランスの取れた骨格のあるワインとなります。醸造においては、125hLのスラヴォニア産オーク大樽で30~45日間発酵後、フレンチオークのバリックで6ヶ月熟成、ブレンド後、55hLのスラヴォニア産オーク大樽で数ヶ月寝かせます。清澄もろ過もせず、6ヶ月の瓶熟成を経てリリースされます。その味わいは、濃いルビーレッドの色調を持ち、瓶内熟成によって酸味のあるジャムのアロマ、シナモンや乾燥イチジクの香りが複雑に絡み合います。力強くしっかりとした骨格を持ちながらも、まろやかなタンニンが特徴です。コペルティーノ ロッソは、その熟成能力の高さから、D.O.P.コペルティーノの中でも希少なワインとして知られています。

1,967  円~

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