ロッカ・デイ・モリ サリチェ・サレンティーノ ロッソ

サリチェ・サレンティーノ ロッソ

Salice Salentino Rosso

ロッカ・デイ・モリは、1870年設立という記録が残る、イタリア歴史認定協会にも正式に認められた歴史あるワイナリーです。イタリア国内でも数少ない、歴史認定を受けたワイナリーの一つであり、現在は4代目の兄弟によって運営される家族経営です。プーリアの土着品種、プリミティーヴォ、ネグロアマーロ、マルヴァジア・ネーラなどを主体とし、「アルベレッロ・プリエーゼ」という伝統的な仕立てでブドウを栽培しています。この仕立ては、ブドウの葉が直射日光を防ぎ、地面からの反射光でゆっくりと成熟を促します。プーリアの高温を避けるため、収穫は夜間に行われ、すべて手摘みで厳選されたブドウのみを使用します。収量は、通常の栽培方法の3分の1から4分の1と非常に少ないものの、高品質なブドウを得るための重要な要素となっています。また、アルベレッロ・プリエーゼは、その希少性と景観の美しさからユネスコ世界遺産への申請も行われています。サリチェ・サレンティーノ ロッソは、ネグロアマーロ80%、マルヴァジア・ネーラ20%で造られます。畑は石灰質が主体で、岩の層と白亜質の斜面で構成されています。スラヴォニア産の大樽で発酵後、30~45日間の長い醸しを行います。その後、フレンチオークのバリックで6ヶ月熟成させ、ブレンド後スラヴォニア産の大樽で数ヶ月寝かせます。清澄やろ過は行わず瓶詰めし、さらに6ヶ月の瓶熟成を経てリリースされます。マルヴァジア・ネーラの柔らかさが特徴で、濃いルビーレッドの色調を持ち、ブラックベリーやプラムのエレガントで強いアロマが香ります。口に含むと、心地よいまろやかさがあり、バランスの取れた酸と滑らかなタンニンが感じられる、香りも味わいも素晴らしいワインです。

3,025  円~

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