しっかり熟成したボルドーブランだが、カシスの芽のような若いソーヴィニヨン・ブランとも共通する香りも残している。キンカンの皮や金木犀など、オレンジワインを彷彿とさせるトップノートと、ペトロール香とも少し違う灯油のようなオイリーなニュアンスが特徴的。ほのかにカスタードクリームの甘味も。味わいも香りの印象そのままにキンカン主体にオイリーな口当たり、ほのかな甘味といった感じ。ミネラル豊富で余韻は力強く長く続く。二日目には全体的に弱々しくなってしまったので、初日に飲み干したほうがよさそう。

シャトー・クーアン・リュルトン ブラン
Château Couhins-Lurton Blanc
シャトー・クーアン・リュルトンは、ペサック・レオニャン地区を中心に10のシャトーを所有するアンドレ・リュルトン社の代名詞と言えるワイナリーです。1968年の買収後、持続可能な農業に焦点を当て、テロワールを活かした上質なブドウ栽培に成功しました。その成果「シャトー・クーアン・リュルトン ブラン」は、ロバート・パーカー氏から「驚くほどの複雑さと豊かさ、余韻を備える白ワイン」と絶賛されています。白ワイン用の畑は6haで、下層が石灰岩で覆われた砂利質の土壌は非常に水はけが良く、香り高く凛とした酸味が際立つブドウが生まれます。収穫は手摘みで行い、発酵は新樽比率30%のオーク樽で実施し、マロラクティック発酵は行わずに1年間熟成させます。ワインは澄み切ったソーヴィニヨン・ブランの造りで、高い評価を受けています。
12,320 円~
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ソーヴィニヨン・ブラン:100%
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余韻の
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ユーザーコメント

¥.$.
ヴィンテージ:1998年
評価日:2021年01月02日