オフヴィンテージだしそろそろピークアウトしてしまうだろうと思っていたが、とんでもない、まだまだ果実味も残していて、開いてくると驚くほど力強い。タンニンは十分にこなれていてまろやかで飲み頃ではある。抜栓直後は、果実の印象が弱く、鰹節や落ち葉、鉛筆の削りカスのニュアンスが主体で、味わいも醤油や出汁感のある、塩分に近い酸味が突出していてスカスカな印象で、やはりオフヴィンテージだったか、という感想だったが、みるみるうちに開き、ブラックベリーやブラックチェリーなどの黒系果実の果実味が酸味を追い越していく。余韻にはタバコのスモーキーさも感じられる。良い拾い物で大満足。
シャトー・ラ・グラーヴ
Château La Grave
シャトー・ラ・グラーヴは、ボルドーワインを専門とするネゴシアンであるジャン・ピエール・ムエックス社が1971年より所有するプティ・シャトーです。同社は、世界最高峰のワインと称されるペトリュスを育て上げた実績を持ち、そのワインのセレクションは世界的に高い評価を受けています。シャトーはポムロル北部に位置し、砂利と砂の多い土壌から、軽やかでエレガントなスタイルのワインを生み出します。ブドウ品種はメルロとカベルネ・フランを使用し、手摘みで収穫された後、温度管理されたタンクで醸造されます。その後、約40%の新樽を使用したフレンチオーク樽で16~18ヶ月熟成されます。ペトリュスの様な力強さはありませんが、洗練された造りとエレガントな味わいが特徴の、ボルドー愛好家垂涎の1本です。
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ヴィンテージ:2007年
評価日:2021年02月23日
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