シャトー・ラ・ポワント

シャトー・ラ・ポワント

Château La Pointe

シャトー・ラ・ポワントは、小規模生産者が多いポムロールの中でも最大級の面積を誇るシャトーで、畑は23haに及びます。19世紀からの歴史を持ち、今日でも参考にされる有名なボルドー・ワイン・ガイド「コックス&フェレ」の1868年板では、ラ・コンセイヤントやレヴァンジル、トロタノワなどと並んでシャトー・ラ・ポワントは位置づけられていました。2007年からはフランスの保険会社ジェネラリ・フランスが買収し、シャトー・アンジェリュスのオーナー、ユベール・ド・ブアール氏をコンサルタントとして招き、ブドウの植え替えや設備投資を行い、大幅に品質が向上しています。2009年には新しいセラーと小さなコンクリートタンクを導入し、樹齢や土壌に応じた分けられた醸造が可能となり、安定して高い評価を得るようになりました。

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アロマチャート

アロマの詳細

温暖地の果実

温暖地の果実

1 メロン
黒系果実

黒系果実

4 ブラックベリー
1 ブラックプラム
花

1 バラ
植物・野菜

植物・野菜

1 ピーマン
ドライハーブ等

ドライハーブ等

1 タバコ
発酵・乳製品

発酵・乳製品

2 海鮮醤
1 スコーン
土・森の下草

土・森の下草

1 腐葉土
1 キノコ
1
1 森の下草
動物系

動物系

1 燻製肉
ナッツ

ナッツ

1 ヘーゼルナッツ
焦げ臭

焦げ臭

2 カカオ
1 コーヒー
スパイス

スパイス

2 リコリス

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

1 ローストコーヒー
1 石灰
1 ヘーゼルナッツ
1 エスプレッソ
1 タバコ
1 メロン

ユーザーコメント

しっかりと熟成感があり、タンニンがあと一歩で完全に溶け込むところだが、ほぼほぼピークに達しているといってよい頃合い。メロンを思わせる熟成香が満開で、枯れた印象もあるがどこか瑞々しく、他にもブラックベリーやタバコ、森の下草、カカオなども感じられる。メロンの印象が強すぎて、やや複雑味を感じづらい点は否めないが、それでも心地良い熟成香といえる。口に含むと、アタックは柔らかくボディを感じさせない滑らかさで、熟成感のある甘味がしっかりと感じられる味わい。また、旨味にも近い酸味も強く、わずかだが出汁感もある。タンニンはほとんど溶け込んではいるが、元々の含有量が多いと思われ、少し舌触りを覚えるものの、そこまで邪魔しない。余韻までメロンの風味が残り、タバコのスモーキーさが若干だけ感じられる。

¥.$.

ヴィンテージ:2008年
評価日:2023年06月03日

樽のロースト感が強く、ポムロルの複雑さを樽で方向付けるとこんな感じになるんだな、と目新しさに興奮を覚える。香りは、燻製肉と海鮮醤の独特な香りが強く、他の香りを探すのが大変なほど印象的すぎる。味わいは、さすがのグレートヴィンテージというべきか、驚くほどの果実味で、タンニンも未だ頑強だが、それを感じさせないほどのインパクトがある。余韻には石灰のようなミネラルとローストしたコーヒー豆のニュアンスが合わさり、ミルクを入れたコーヒーを飲んでいるかのよう。今でも十二分に楽しめるが、まだまだ熟成も可能そう。

¥.$.

ヴィンテージ:2009年
評価日:2020年11月15日

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