シュヴァル・ブランがジョイントベンチャーで作るアルゼンチンワイン。カベルネ・ソーヴィニヨン、マルベック、プティ・ヴェルドのアッサンブラージュで、シュヴァル・ブランだからメルロ主体だと思い込んでいたら、カベルネの青々しい香りで驚いた。香りは、ユーカリの葉や草原のような青々しい香りが特徴的で、他には、ブルーベリー、バニラ、リコリス、浅煎りのコーヒーなど。香りとリンクした味わいのフルボディ。タンニンは、さすがに若いヴィンテージなので存在感があり、骨格がしっかりと感じられるが、同時に、非常になめらかで、このあたりはさすがのクオリティだと感じさせてくれる。余韻には石灰のような柔らかでミネラリーなニュアンスが長く続く。個人的にはこの青々しさは苦手なので、10年後くらいに再チャレンジしたい。

シュヴァル・デ・アンデス
Cheval des Andes
シュヴァル・デ・アンデスは、フランス・ボルドー地方サン・テミリオンのプルミエ・グラン・クリュ・クラッセ「A」に格付けされるシャトー・シュヴァル・ブランと、アルゼンチンのテラザス・デ・ロス・アンデスが共同で設立したワイナリーです。1999年にアルゼンチン有数のワイン産地であるメンドーサ州北部のルハン・デ・クージョに誕生しました。シュヴァル・デ・アンデスは、ボルドーの伝統的なワイン造りの技術と、アンデス山脈の麓という独自のテロワールを融合させたワイン造りを行っています。特に、フィロキセラ禍以前の貴重なマルベックの古木を所有しており、これがワインの特徴に大きく影響しています。主要品種であるマルベックにカベルネ・ソーヴィニヨンとプティ・ヴェルドをブレンドし、ボルドー右岸のスタイルを踏襲しつつも、アルゼンチンらしい力強さとエレガンスを兼ね備えたワインを生み出しています。ブドウはすべて手摘みで収穫され、厳格な選果が行われます。醸造はオーク樽で行われ、18ヶ月の熟成を経て瓶詰めされます。その味わいは、複雑なアロマとシルキーなタンニン、そしてフレッシュさと熟成ポテンシャルを併せ持つことが高く評価されています。
14,080 円~
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ヴィンテージ:2016年
評価日:2021年05月08日