メルロ主体と思われるインクのようなニュアンスと、ザクロのような香りからして強い酸味を感じる果実香が特徴的。黒胡椒のスパイシーさも強め。味わいも香りからの予想どおり、強烈な酸味があり、果実味や甘味とのバランスが悪いが、ロースト感で何とかまとめている印象。香りの印象ではロースト感はそこまで強くはなかったが、口に含むと存在感を増し、余韻にかけてはコーヒーやタールのような重々しいニュアンスが広がる。余韻ではじめてサン・テステフぽさを感じた。

シャトー・トゥール・デ・テルム
Château Tour des Termes
シャトー・トゥール・デ・テルムは、サン・テステフ村のシャトーで、クリュ・ブルジョワ級のワインです。2016年からシャトー・アンジェリュスのオーナーであるユベール・ド・ブアール氏をコンサルタントとして招き、氏の得意とするメルロの比率を60%とする左岸では珍しいタイプのワインを生み出します。収量制限を行ったブドウは、3週間から1ヶ月の長期間のマセラシオンを経て、新樽比率50%で15ヶ月熟成されます。メルロ比率が高いことで、すぐにでも楽しめるワインですが、熟成ポテンシャルもあるワインです。
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ヴィンテージ:2016年
評価日:2021年08月11日
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