シャトー・フェラン・セギュール フランク・フェラン

フランク・フェラン

Frank Phélan

シャトー・フェラン・セギュールは、サン・テステフ村の南、ジロンド川を見下ろす高台に位置するワイナリーです。70ヘクタールのブドウ畑は、粘土砂利質と土質石灰岩の土壌が広がっています。1985年からは、タイユヴァンを傘下に持つガルディエ・グループの運営により品質が向上し、格付けシャトーに匹敵する評価を得ています。シャトー・フェラン・セギュールのセカンドワイン、フランク・フェランは1986年に誕生しました。ワイナリー創業者ベルナール・フェランの息子の名を冠したこのワインは、古株の区画15ヘクタールと樹齢10年未満の厳選されたブドウ樹から造られます。フランク・フェランは、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロをブレンドした赤ワインです。ドライスモモやサクランボなどの赤系果実の優美な香りと、古典的なボルドースタイルを想起させるタンニン、そして現代的な果実味が調和した個性的な味わいを持ちます。14ヶ月の樽熟成を経て、丸みのあるしなやかな風味に仕上がっており、若いヴィンテージから楽しめます。

4,521  円~

タイプ

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テイスティングノート

1件の評価を集計

アロマチャート

アロマの詳細

黒系果実

黒系果実

1 カシス
1 ブラックチェリー
植物・野菜

植物・野菜

1 フェンネル
1 ユーカリ
ナッツ

ナッツ

1 アーモンド
焦げ臭

焦げ臭

1 チョコレート
スパイス

スパイス

1 クローヴ

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

1 コーヒー

ユーザーコメント

香りはしっかりと果実香も強く、普通のボルドーといったところだが、味わいは果実味が弱すぎて水っぽく、香りとの落差も相まって肩透かしを喰らった感覚が強い。セカンドとは言え、16年ヴィンテージでここまでスカスカなのは初めて。ただ、不味いわけではない。香りは、トップノートからユーカリの青々しい香りがはっきりと感じられ、カシスやブラックチェリーの黒系果実香も強い。他にもクローヴやフェンネルのアーシーなスパイシーさがやや癖があり、チョコレートやアーモンドなどの樽香も感じられる。口に含むと、力強い香りとは打って変わり、アタックは無味の如く弱々しく、果実味、甘味は控えめで、酸味だけはしっかりとあり、タンニンも軽いことも相まって、水っぽい味わいに感じられる。香りもエレガントであったなら、ここまでの印象にはならなかったかもしれないが、とてもグレートヴィンテージのワインとは思えない。余韻にかけてはロースト感が出て、コーヒーの風味がしっかりと感じられて締まりは良いが、余韻もそこまで長くはない。

¥.$.

ヴィンテージ:2016年
評価日:2025年07月30日

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