シャトー・リリアン・ラドゥイ

シャトー・リリアン・ラドゥイ

Château Lilian Ladouys

シャトー・リリアン・ラドゥイは、サン・テステフのブルジョワ級シャトーで、2003年に「クリュ・ブルジョワ・シュペリュール」、2020年にブルジョワ級の最上位「クリュ・ブルジョワ・エクセプショネル」に昇格しました。畑はシャトー・ラフィットやコス・デストゥルネルに隣接し、48haの石灰岩含有の粘土質土壌で、昼夜の寒暖差が完熟したブドウを育みます。所有者はジャッキー・ロレンゼッティ氏で、シャトー・ディッサンを復興させたエマニュエル・クルーズ氏が代表としてワイン造りに関与しています。醸造は土着の酵母で行われ、新樽比率30%-50%のオーク樽でマロラクティック発酵後、18-20ヶ月熟成。著名評論家ヒュー・ジョンソン氏やロバート・パーカー氏からも高い評価を受けています。

2,750  円~

タイプ

あなたの評価

テイスティングノート

2件の評価を集計

アロマチャート

アロマの詳細

黒系果実

黒系果実

2 カシス
1 ブラックベリー
花

1 バラ
フレッシュハーブ

フレッシュハーブ

1 ローズマリー
発酵・乳製品

発酵・乳製品

1 ミルク
土・森の下草

土・森の下草

1 黒鉛
動物系

動物系

1 燻製肉
焦げ臭

焦げ臭

2 タール
1 ダークチョコレート
スパイス

スパイス

2 黒コショウ
1 バニラ

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

1 石灰
1 タール
1 黒コショウ

ユーザーコメント

15,16年と言われてもわからないほどにパワフルでポテンシャルを感じる。むしろ、以前飲んだ16年ヴィンテージよりもこちらのほうがポテンシャルがあるように感じる。収斂感こそ無いものの、タンニンはまだざらつく感触があり、樽香も少し荒々しいので、あまり早飲みには向いていない。香りは複雑で、サン・テステフの重々しいテロワールと強めの樽がマッチして重厚感のあるアロマ。また、トップノートから余韻まで終始黒胡椒のスパイシーが残るのも特徴的で、ロースト感と相まってステーキを連想させる。口に含むと、アタックからしっかりとした果実味とロースト感があり、伸びも良くて、骨格もあってボリューミーなワイン。酸味は落ち着きがあり、樽由来の甘味が控えめにあってバランスが良く、ロースト感がもう少し落ち着くと最高のパフォーマンスになりそう。余韻は黒胡椒のスパイシーさに加え、タールの重々しいニュアンスも感じられる。

¥.$.

ヴィンテージ:2014年
評価日:2022年11月09日

香りは、カシス、ブラックベリー、ミルク、黒胡椒、タール。サン・テステフらしくタールっぽい重めのスモーキーさが感じられるが、樽香は溶け込みつつあってそこまで重々しくはない。むしろ、ミルクのノートのほうが強く、特徴的。また、酸味がまだ荒々しく、香りからも酸味を感じさせられ、それがスパイシーなニュアンスを際立たせている形で、全体的にやや刺々しい印象。口に含むと、フルボディな口当たりで、強く荒々しさを感じる果実味と酸味が印象深い。意外にもタンニンはこなれていてあまり気にならなず、飲み頃は比較的早く迎えられそう。余韻にかけて石灰のニュアンスが出てきてまろやかになり、香りの刺々しさに対して終わりはマイルド。

¥.$.

ヴィンテージ:2016年
評価日:2021年09月02日

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