クロ・マルサレット

クロ・マルサレット

Clos Marsalette

ペサック・レオニャンに位置するクロ・マルサレットは、シャトー・カノン・ラ・ガフリエールやシャトー・ラ・モンドットを手掛けるコンサルタント、ステファン・フォン・ナイペルグ伯爵が所有するワイナリーです。ナイペルグ伯爵が手がけたワインは、世界最高レベルの品質と高い評価を受けています。クロ・マルサレットは、ペサック・レオニャンのマルティヤック地区内に位置し、13haの敷地のうち9割が黒ブドウの栽培に充てられています。土壌は小石が多く、5~15万年前の海の時代の地層が含まれ、豊かなミネラルを提供します。ブドウの平均樹齢は約20年で、手摘みされたブドウは温度調節されたオーク槽とコンクリートタンクで発酵され、新樽率50%で15から18ヶ月樽熟成されます。

3,800  円~

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アロマチャート

アロマの詳細

赤系果実

赤系果実

1 砕いたラズベリー
黒系果実

黒系果実

2 カシス
1 ブラックチェリー
花

1 バラ
フレッシュハーブ

フレッシュハーブ

2 ローズマリー
1 ミント
ミネラル

ミネラル

1 チョーク
土・森の下草

土・森の下草

1 黒鉛
動物系

動物系

1 燻製肉
1
スパイス

スパイス

1 クローヴ
1 黒コショウ

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

2 コーヒー
1 ローズマリー
1 醤油

ユーザーコメント

わずかに枯れたような熟成感が出てきて、樽香も落ち着きつつある頃合い。まだ少しタンニンは引っかかりがあり、完全な飲み頃にはあと一歩。左岸らしい造りで、黒コショウのスパイシーさやローズマリーの香りがステーキを連想させ、食欲をそそる。カシスやブラックチェリーの果実香は少しドライフルーツ感があり、乾燥させたラズベリーを砕いたような酸味を感じさせる香りも特徴的。他にもバラや血、チョークなども感じられる。口に含むと、果実味、酸味、ロースト感が強く、されど落ち着きがある良いバランスで、まだボディもミディアムフルくらいで飲みごたえのある味わい。甘味はまだ感じづらく、タンニンは大分溶け込んではいるものの、わずかに存在感を残していて、あと1,2年でもあればという惜しい頃合い。余韻はロースト感が増して深煎りのコーヒーの風味が強く、加えて醤油のような少し塩っぱい風味もあり、樽の効きと熟成感の両方が共存した面白い余韻が長く続く。金額以上のクオリティで非常にコストパフォーマンスが高い。

¥.$.

ヴィンテージ:2016年
評価日:2025年02月04日

樽頼みな面はあるが、個性がしっかりと出ていて、その上リーズナブルな良ワイン。樽香は強いが、荒々しさは取れており、タンニンも完全ではないものの大分こなれているので、今開けても楽しめる。香りは、豪快な肉料理といった印象で、燻製肉やローズマリー、クローヴなど、ロースト香、ハーブ香、スパイス香が特徴的。他にも黒鉛やミントのニュアンスも感じられる。口に含むと、アタックはロースト感としっかりとした酸味が感じられ、果実味は中庸、甘味はあまり感じられない。酸味のおかげかロースト感も強すぎず、タンニンも大分溶け込んでいてボディもフルボディとまではいかず、思ったよりも飲み疲れない。余韻は長く、ローズマリーのハーブ香とコーヒーのニュアンスも感じられる。二日目になると全体的にマイルドになり、酸味とハーブ香がよりしっかりと感じられる。

¥.$.

ヴィンテージ:2015年
評価日:2023年03月27日

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