シャトー・グリュオ・ラローズ

シャトー・グリュオ・ラローズ

Château Gruaud Larose

シャトー・グリュオ・ラローズは、サン・ジュリアンのメドック格付け2級のシャトーです。エチケットには「Le Vin des Rois Le, Roi des Vins」(王のワイン、ワインの王)と記され、1855年の格付けが行われた時代には、1級シャトーに次ぐ高値で取引されていました。2級シャトーの中でも最大級の生産量を誇り、安定した品質で評価され、ロバート・パーカー氏も「偉大なヴィンテージでは、1級相当の品質のワインを生み出している」と称賛しています。畑は粘土と石灰の豊かな砂利質で、高い海抜に位置し水はけが良く、粘土の含有量がサン・ジュリアンの他の畑よりも多いことが、グリュオ・ラローズの肉厚な力強さを与えています。ワインは豊かな果実味と凝縮感があり、重厚で熟成能力が高いのが特徴です。

12,700  円~

タイプ

あなたの評価

テイスティングノート

22件の評価を集計

アロマチャート

アロマの詳細

赤系果実

赤系果実

3 プラム
2 サクランボ
1 熟したラズベリー
1 ザクロ
1 レッドチェリー
1 赤系ベリー
黒系果実

黒系果実

14 カシス
5 ブラックチェリー
4 ブラックベリー
1 ブラックプラム
1 熟したブラックベリー
1 ブルーベリー
1 ブラックラズベリー
1 ベリー
1 黒系果実
花

5 スミレ
1 ライラック
1 バラ
1 花束
1 ジャスミン
1 野ばら
植物・野菜

植物・野菜

1 ピーマン
1
フレッシュハーブ

フレッシュハーブ

4 ミント
2 タイム
2 ローズマリー
2 メントール
2 ハーブ
ドライハーブ等

ドライハーブ等

4 タバコ
2 ローストハーブ
1 シガー
1 ドライハーブ
1 紅茶
発酵・乳製品

発酵・乳製品

1 トースト
1 パン
1 スコーン
ミネラル

ミネラル

1 ミネラル
土・森の下草

土・森の下草

3 森の下草
2 落ち葉
1 腐葉土
1
1 キノコ
1 土壌
動物系

動物系

1 なめし革
1
1 レザー
ナッツ

ナッツ

1 アーモンドペースト
樹木

樹木

2
2 西洋杉
2 オーク
1 シダーウッド
1 乾いた木
1 新樽
焦げ臭

焦げ臭

3 コーヒー
1 黒蜜
1 ダークチョコレート
1 チョコレート
スパイス

スパイス

9 リコリス
6 スパイス
3 バニラ
2 白コショウ
1 シナモンスティック
1 ピンクペッパー
1 クローヴ
1 アニス
1 シナモン
1 甘いスパイス
1 グローヴ
薬品・化学物質

薬品・化学物質

2 インク
酒類

酒類

1 チェリーリキュール

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

2 ダークチョコレート
2 黒鉛
1 濡れた石
1 ミネラル
1 コーヒー
1 スコーン
1 ブラックチェリー
1 ブラックプラム
1 スミレ
1 チョコレート

ユーザーコメント

2級の貫禄を感じさせるクオリティの高さで、ボルドーの17年ヴィンテージでは上位に入るのではないかと思えるくらいの出来。流石にグレートヴィンテージよりは一歩劣るが、果実味は十分で酸味も強く、熟成ポテンシャルも感じられる。その上、エレガント寄りな造りで、タンニンはすでにほとんど溶け込みきっていて、今開けても飲み頃を迎えている。香りは、トップノートの林床のノートが綺麗で心地良く、第一印象ですでに惹き込まれる。果実香はブラックプラムやブラックチェリーで、黒系果実のしっかりとしたトーンがありつつ、酸味の乗った明るい雰囲気。他にもミントやピンクペッパー、グローヴ、血、タバコ、そしてスコーンのようなオイリーなイースト感も感じられる。口に含むと、アタックは強烈な酸味が特徴的だが、果実味もしっかりとありつつ、甘味とともに伸びが良く、中盤以降は酸味よりも果実味と甘味の印象が勝る。タンニンは驚くほど滑らかで、ほとんど気にならないといってよい。余韻も非常に複雑で、ブラックプラムやチェリーの果実味が余韻まで残りつつ、ダークチョコレートやコーヒーをスコーンに染み込ませたような樽由来の風味も心地良く、長く続く。

¥.$.

ヴィンテージ:2017年
評価日:2025年10月04日

香りは黒系果実にスミレ、ダークチョコレート、タバコ、そして若干パンのようなイースト感も感じる。味わいはバランスは良いが、香り、味わい、余韻まで一貫してダークチョコレート感があるためか、ボルドーにしては少し甘味が強く感じられる。余韻はダークチョコレートの他にも石を舐めているかのような強いミネラル感もあり、タンニンが強く残るためもあってか、余韻は相当長く続く。

¥.$.

ヴィンテージ:2017年
評価日:2020年09月26日

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