9年熟成だが全くと言っていいほど熟成感は無く、非常にエレガントでスッキリとしたシャルドネ。香りはフルーティで、白桃や洋梨、青リンゴなどの果実香が中心で、そこにミネラル香もしっかりと感じられる。香りは果実香が強く感じられるが、口に含むと思ったより果実味は強くなく、かなりスッキリとした味わい。甘味も無いが、酸味も中庸で突出しておらずエレガントに良くまとまっている。余韻にはほのかに石灰質なミネラルを感じる。ワイン単体で楽しみには少し物足りず、アペリティフや前菜向けのワイン。

メルキュレ プルミエ・クリュ レ・クロワショ
Mercurey 1er Cru Les Croichots
ドメーヌ・ロレンゾンは、1987年に当主ブリュノ・ロレンゾン氏が引き継いで以来、世界的な注目を集めるワイナリーとなっています。フランス国内の3ツ星レストランが熱烈に支持し、最近では入手が難しくなりつつあります。ブリュノ氏はニュージーランドで栽培学と醸造学を学び、フランスの伝統的手法と最新の科学的手法を組み合わせた先進的なワイン造りを実践しています。メルキュレの一級畑「クロワショ」は、メルキュレの中でも最上区画と数えられ、コルトン・シャルルマーニュに例えられるシャン・マルタンに近く、ほぼ同じテロワールを持ち、アロマティックで豊かなミネラル感をもたらします。熟成には長期のシュール・リーと、樽で13ヶ月、ステンレスタンクで6ヶ月の熟成が施されています。
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シャルドネ:100%
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ヴィンテージ:2013年
評価日:2022年09月02日
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