香りからしてミネラリーで、味わいも石を溶かしたかのようなとろみのある味わいで、ミネラル好きには嬉しいワイン。香りは、レモンの柑橘香と白コショウのスパイシーさが強いため、少し荒々しくも感じられるが、それでもはっきりとミネラル香が分かるくらいには強めに感じられる。白い花の香りもしっかりとあり、わずかに蜂蜜のニュアンスがあって荒々しさを少し中和してくれる。口に含むと、香りよりは落ち着いた印象で、果実味や酸味は中庸で、それよりもとろみを感じる厚いボディが印象的。とろみが荒々しさを包み込んで和らげている感じで、相性の良い樽由来の甘味がほのかに乗っかり、絶妙なバランスにまとまっている。そのまま余韻まで一貫した味わいで、ミネラルと程よい蜂蜜の風味が長めに続く。もう少し荒々しさが取れてコクが出るとベストなので、2年後くらいが良い頃合いになりそう。
モンタニー プルミエ・クリュ レ・トリュフィエール
Montagny 1er cru Les Truffières
ブルゴーニュの南、メルキュレに位置するドメーヌ・ロレンゾンは、1987年にブリュノ・ロレンゾン氏が当主に就任して以来、欧米で注目を集めるライジング・スターとして躍進しています。南アフリカとニュージーランドのワイナリーでの経験を持つブリュノ氏は、伝統的な手法と最新の科学的手法を融合させた先進的なワイン造りを行っています。特に畑では除草剤を一切使用せず、ブドウ樹の密植と高度な農学的関与によって、20〜30hlという低収量を実現しています。その結果、ブルゴーニュの宝石と称される色彩豊かなワインを生み出しています。また、パリの名だたる3ツ星レストランが熱烈な支持を示す一方で、日本への割り当ては非常に限られており、入手困難な状況が続いています。「モンタニー プルミエ・クリュ レ・トリュフィエール」は、全房のまま圧搾し、75％を樽で醸造。熟成は樽で18ヶ月、ステンレスタンクで4ヶ月行います。
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シャルドネ：100%
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アロマの詳細
柑橘系果実
花
ミネラル
蜜
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味わい
ボディ
ライト
フル
果実味
弱い
強い
甘味
ドライ
甘い
酸味
弱い
強い
渋味
弱い
強い
余韻の
長さ
短い
長い
余韻のテイスト
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ヴィンテージ：2017年
評価日：2024年03月15日
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