色合いも濃い黄金色で香りにも少し熟成感が出ているが、枯れた印象は無くまだまだ非常にパワフル。ただ、長く楽しめそうだがピークは2,3年後くらいには迎えそう。香りは樽香が強めで、抜栓時からヘーゼルナッツの香ばしい香りがあり、火打ち石のスモーキーなミネラルや白コショウのスパイシーさもある。果実香としては熟したレモンで、強い酸味と果実味のバランスが取れてきた雰囲気を香りからも感じられる。味わいもやはり熟したレモンという感じだが、非常にパワハラで強い果実味と酸味に圧倒される。樽由来の甘味もあるが、強い酸味に押されてほとんど感じられない。キレが良く余韻はあっさりめに石灰のニュアンスが感じられる。
リュリー プルミエ・クリュ レ・メ・カド
Rully 1er Cru Les Meix Cadot
ヴァンサン・デュリュイユ・ジャンティアルは、リュリーで最も古い家族経営ドメーヌの一つ。13世紀まで遡る歴史を誇り、2019年には最優秀ワインメーカーに選ばれた実績を持ちます。所有畑はコート・シャロネーズ、メルキュレ、ピュリニー・モンラッシェ、ニュイ・サン・ジョルジュに広がり、オーガニックな栽培でAB認証を取得しています。手摘みによる収穫は太陰暦に基づき、リスクを冒してでも時期を遅らせることでミネラル感や酸を引き立てます。「リュリー プルミエ・クリュ ル・メ・カド」は、複数区画からなる一級畑で、1975年に植樹された古樹にブドウを使用します。新樽率20％で発酵し、12ヵ月の樽熟成と6ヵ月のステンレスタンク熟成を経て、ストレートで張りのある味わいに仕上がります。
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シャルドネ：100%
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発酵・乳製品
ミネラル
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スパイス
味わい
ボディ
ライト
フル
果実味
弱い
強い
甘味
ドライ
甘い
酸味
弱い
強い
渋味
弱い
強い
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ヴィンテージ：2015年
評価日：2022年10月13日
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