熟成感はしっかりあるがもう一歩熟成可能だろうピーク手前な頃合い。香りはフローラルさが特徴的で、アカシアの花やその蜜で作った蜂蜜、菩提樹、スイカズラなどの黄色や白い花に、黄リンゴやアプリコット、マルメロゼリーの少し熟成感のある果実香で、樽香はあまり感じず軽やかな印象。だが、味わいは終盤にかけて強いロースト感が支配的になり、ややチグハグな印象になってしまう。中盤までは中庸な果実味と酸味、ほのかな甘味のバランスが良く、ロースト感さえもう少し控えめなら完成度が高いと思えただろう。余韻はカラメルに加え、わずかにカスタードクリームのような甘いニュアンスが出てきて熟成感がある。

リュリー プルミエ・クリュ クロ・サン・ジャック
Rully 1er Cru Clos St. Jacques
「ドメーヌ・ド・ラ・フォリー」は、リュリーの北の外れに位置するワイナリーで、所有者はノエル・ブートン家。13haの畑で赤白ワインを生産しており、特に「リュリー プルミエ・クリュ クロ・サン・ジャック」はアペラシオンの北端に位置する1級畑で、ドメーヌのモノポールとなっています。このワインは東向きの斜面で栽培され、フローラルでフルーティなフレーバーを持ち、フレッシュなアタックから中盤にかけて果実味とミネラルが広がり、アフターには軽いヘーゼルナッツの香ばしさが感じられます。醸造はタンクと樽を半分ずつ使用し、新樽率は30%となっています。ワインの品質は高く、コストパフォーマンスに優れています。
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シャルドネ:100%
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ヴィンテージ:2012年
評価日:2022年11月08日
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