もう少し熟成できそうだが、この先もっと甘味が増すと個人的には甘すぎるラインになりそうなので、今がピークと考えてよさそう。熟成したリュリーらしい蜜蝋の雰囲気のある甘味がしっかりと出ている。香りは、マンダリンオレンジやグレープフルーツピールに蜂蜜の熟成香もしっかりと出ていて、ジャスミンの花の香りも控えめながら個性的。また、砕いた石のようなミネラル香もはっきりと感じられる。口に含むと、ミネラル豊富でボディを感じるアタックで、熟した濃厚な果実味と甘味があり、酸味がかなり控えめなこともあって、甘味の印象が強度以上に感じられる。余韻はオーク、蜂蜜、石灰、カラメルなど複雑味があり長く続く。余韻は今のところ心地良い範囲だが、もっと熟成が進むとロースト感と甘味が増しそうな気配がある。

リュリー プルミエ・クリュ レ・クル
Rully 1er Cru Les Cloux
南ブルゴーニュのコート・シャロネーズに拠点を置く女性醸造家「クローディ・ジョバール」によるワイナリーです。父が育苗家、母がネゴシアンの醸造家である環境で育ちました。ディジョン大学で国家醸造士のディプロマを取得し、2002年から自らのブドウ畑でワイン造りを始めました。育苗家の家系であることを活かし、クローンの選別により品質向上に注力し、コート・シャロネーズの特徴である果実味のボリューム感、樽熟成の風味、ミネラルや上品な酸味のエレガンスが調和した高品質なワインを生み出しています。「リュリー プルミエ・クリュ レ・クル」は、早めの収穫により、生き生きとした果実味と上品なビターノートが特徴で、フルボディで余韻の長さも魅力です。
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シャルドネ:100%
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柑橘系果実

花

ミネラル

蜜
味わい
ボディ
果実味
甘味
酸味
渋味
余韻の
長さ
余韻のテイスト
ユーザーコメント

¥.$.
ヴィンテージ:2015年
評価日:2023年10月09日
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