クローディ・ジョバール リュリー モンターニュ・ラ・フォリ

リュリー モンターニュ・ラ・フォリ

Rully Montagne la Folie

新進気鋭の女性オーナー醸造家による「クローディ・ジョバール」は、ブルゴーニュのコート・シャロネーズを拠点にしています。家族は8代にわたりブドウの育苗を行い、父は育苗家、母はネゴシアンの醸造家です。ディジョン大学で国家醸造士のディプロマを取得し、2002年から自らの畑でワイン造りを始めました。所有する畑はリュリー、ポマール、ボーヌ、ムルソーを含み、コート・ド・ボーヌとシャロネーズに広がります。「リュリー モンターニュ・ラ・フォリ」は、ドメーヌのフラグシップキュヴェ。モンターニュ・ラ・フォリは、リュリー村とシャサーニュ・モンラッシェ村の間に位置し、小石が多く混ざった粘土石灰質土壌には、平均樹齢40年以上のシャルドネが育ちます。深みのある黄金色で香りは花やミネラル、熟した白桃やアプリコットが広がり、口当たりはまろやかでリッチ、力強くボリューム感がありつつも、ミネラルと酸味による引き締まったエレガンスも感じられます。

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アロマチャート

アロマの詳細

柑橘系果実

柑橘系果実

1 熟したレモン
1 グレープフルーツ
1 グレープフルーツの皮
1 レモン
寒冷地の果実

寒冷地の果実

1 黄リンゴ
温暖地の果実

温暖地の果実

1 メロン
1 白桃
加工・ドライフルーツ

加工・ドライフルーツ

1 洋梨のソルベ
花

1 スイカズラ
1 ヴァーベナ
発酵・乳製品

発酵・乳製品

1 クレームブリュレ
ミネラル

ミネラル

1 砕いた石
1 石灰
蜜

1 蜂蜜

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

3 カラメル
1 石灰
1 蜂蜜
1 カスタードクリーム

ユーザーコメント

17年ヴィンテージにしては熟成の進みが早く、すでにピークと言っていい状態。色合いはしっかりと黄金色になり、香りや味わいにも熟成感が出ている。もう少しだけ熟成もできそうだが、リュリーのピークは個人的には甘すぎてこのくらいフレッシュさを残す頃合いのほうが好み。香りはシンプルながら洋梨のソルベやクレームブリュレなど、上品なデザート感ある熟成香と、黄リンゴのフレッシュさがバランス良く心地よいアロマ。口に含むと、香りの印象どおり、凝縮感ある果実味と甘味にしっかりとした酸味のバランスが良く、程良い厚みのボディもあって飲みごたえもしっかり。余韻にかけては程良いロースト感のカラメルとほのかな甘味のカスタードクリームの風味が感じられ、心地よい余韻が長く続く。もっと熟成したヴィンテージも飲んできたが、このくらいの熟成感が個人的にはベスト。

¥.$.

ヴィンテージ:2017年
評価日:2024年06月09日

熟成感が出ていてほぼほぼピークといえる頃合い。香りは柑橘系主体で酸味が前面に感じられるが、味わいは熟した果実味と蜂蜜の甘味が前面に出て、酸味は穏やかでまろやか。これ以上熟成させると甘すぎると感じてしまいそうな気配がある。香りは、トップノートはレモンやグレープフルーツとその皮の柑橘系果実がしっかりと感じられてフレッシュな印象だが、ミドルノートは蜂蜜のややこってりとした甘い香りがあり、トータルではバランスの取れていそうだが、層を成していてミドル以降は甘い。ミネラル香も強く、パリッとした石灰の香りが蜂蜜と混ざって蜜蝋感がある。口に含むと、熟して凝縮感のある果実味とやはり蜂蜜の甘味がしっかりと感じられ、香りの印象よりも酸味は控えめでまろやか。終盤から余韻にかけてはロースト感も感じられ、カラメルの風味も合わさってしっかりと甘いが、甘すぎるほどではない。このふくよかさはリュリーぽさでもあるかもしれないが、ややニューワールドを彷彿とさせるので、ブルゴーニュ好きにはもう少し早いタイミングのほうが合いそう。

¥.$.

ヴィンテージ:2015年
評価日:2023年09月19日

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