若いヴィンテージで色合いも淡いが、しっかりと熟成感があってほぼピーク間近。洋梨とアプリコットのタルトケーキが目に浮かぶようなアロマで、非常に完成度が高く感じられる。他にも青りんごに蜂蜜を垂らしたようなニュアンスもあり、要素同士の組み合わせが絵になる。口に含むと、粘性があってしっかりとしたボディながら、果実味、酸味、甘味は思ったよりマイルドで優しい味わい。ただ、中盤からロースト感が少し強めに出てきて水を差しているように感じるのは残念。余韻も複雑で、石灰やチーズ、蜂蜜、カラメルがバランス良く感じられ、非常に長く残る。先日飲んだもう一つのリュリーと比べると、こちらのほうがロースト感は許容範囲でより洗練されているように感じる。

リュリー プルミエ・クリュ アニュー
Rully 1er Cru Agneux
エリック・ド・シュルマンは、モンテリーに本拠地を置くドメーヌで、エリックの母はルフレーヴ家の出身です。その影響か、エリック・ド・シュルマンは1996年からビオディナミ農法でブドウを栽培を行い、2003年にエコセール認証を得ています。「リュリー プルミエ・クリュ アニュー」は、エリック・ド・シュルマンのモノポール畑で、2008年植樹の比較的若いブドウ樹のシャルドネから造られるが、その分早くから楽しめるワインに仕上がります。白ワインの醸造には、昔ながらの木製垂直式圧搾機によるプレスが特徴で、ゆっくり優しく搾汁するこだわりの製法をとっています。
7,238 円~
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シャルドネ:100%
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ヴィンテージ:2015年
評価日:2022年08月22日