シャトー・シオラック

シャトー・シオラック

Château Siaurac

シャトー・シオラックは、ラランド・ド・ポムロールに位置し、18世紀にまで遡る歴史を誇るワイナリーです。シオラックは、ラランド・ド・ポムロールで一番標高が高い位置かつ最大級の敷地を持ち、フランス文化省から「傑出した庭園」に選出されています。2014年からシャトー・ラトゥールのオーナーであるアルテミスグループが経営に携わり、2020年からはシャトー・カロン・セギュールのオーナーであるスラヴニール社が所有しています。「持続可能な農業」を掲げるシオラックは、2015年に化学薬品による除草を止め、ビオロジックとビオディナミ農法も取り入れながらブドウを栽培しています。畑には平均樹齢34年になる、メルロー75%、カベルネ・フラン20%、マルベック5%が植えられています。過度な抽出を行わないよう穏やか且つ丁寧な醸造を心掛け、フレンチオークで12〜15ヶ月熟成させます。メルロの果実味とフランの涼やかさ、マルベックの旨みとタンニンがかみ合ったバランスに優れたワインです。

3,586  円~

タイプ

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1件の評価を集計

アロマチャート

アロマの詳細

黒系果実

黒系果実

1 ブラックチェリー
花

1 バラ
土・森の下草

土・森の下草

1 黒鉛
焦げ臭

焦げ臭

1 コーヒー
1 タール
スパイス

スパイス

1 バニラ
1 リコリス
1 黒コショウ

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

1 コーヒー

ユーザーコメント

ラランド・ド・ポムロールだが右岸らしさというよりもサン・テステフに近い印象を受ける。樽がかなり効いているが、ブドウのポテンシャルも伴っていて、ちょうど荒々しさが消えた頃合いでパワフルさがシンプルに魅力になっている。一方で、タンニンは比較的軽く、かなり溶け込んでいてボディもミディアム程度な上、溌剌とした酸味も相まって飲み疲れない。香りは、ブラックチェリーのフレッシュな酸味を感じさせる果実香が全面に出ていて、黒胡椒やリコリス、バニラなどスパイシーさも強く、バラや黒鉛、そしてコーヒーやタールのロースト香が程良い塩梅で感じられる。口に含むと、香りの印象どおり、チェリー系のしっかりとした酸味を伴う強い果実味があり、アタックから一拍置いて樽由来の甘味とロースト感が感じられる。余韻も長くまろやかなコーヒーの風味が感じられる。クオリティが高く非常にお値打ちなワイン。

¥.$.

ヴィンテージ:2015年
評価日:2023年02月23日

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