
キュヴェ・フラム クレマン・ド・ロワール ブリュット
Cuvée Flamme Crémant de Loire Brut
グラシアン・エ・メイエは、1864年にアルフレッド・グラシアンによってロワール渓谷のソミュールに設立されました。ワイナリーは、世界遺産にも登録されているソミュール城からほど近い、ロワール川南岸の丘陵斜面に位置しています。全長5kmに及ぶ石灰岩のトンネルを所有しており、これは12世紀から採石場として利用されていたもので、ソミュール城の建設にも使用された石が採掘されていました。現在、このトンネルは天然のカーヴとして、クレマンの長期熟成に最適な環境を提供しています。アルフレッド・グラシアンは同じ年にシャンパーニュ地方のエペルネにもシャンパンメゾンを設立しました。その後、アルザス出身の醸造家ジャン・アルベール・メイエを迎え、社名はグラシアン・エ・メイエとなり、両方の地域でワイン造りを発展させてきました。2000年からはヘンケルグループの一員となり、さらなる品質向上を目指しています。グラシアン・エ・メイエ キュヴェ・フラム クレマン・ド・ロワール ブリュットは、シャルドネ、ピノ・ノワール、シュナン・ブランをアッサンブラージュした辛口スパークリングワインです。15区画の畑から収穫されたブドウを使用し、テット・ド・キュヴェ(一番搾り果汁)のみを用いるというこだわりが込められています。石灰質土壌で育まれたブドウは手摘みで収穫され、オーク樽で一次発酵が行われます。その後、伝統的な瓶内二次発酵を経て、石灰岩のカーヴでシュール・リーの状態を保ちながら2年間熟成されます。デゴルジュマン後もさらに18ヶ月以上の瓶熟成が行われ、計36ヶ月以上の熟成を経てリリースされます。ドサージュは12g/Lです。淡い麦わら色で、きめ細かい泡が美しく立ち上ります。アプリコットや桃などのコンポート、熟成感のあるブリオッシュやヘーゼルナッツのアロマが広がり、味わいは果実味豊かで、酸味と甘みの絶妙なハーモニーが楽しめます。フレッシュでクリスピーな酸とシュール・リー由来のイースト香も感じられ、複雑な味わいを生み出しています。
2,398 円~
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