
クレマン・ド・ロワール ブリュット N.V.
Crémant de Loire Brut N.V.
グラシアン・エ・メイエは、1864年にアルフレッド・グラシアンによって設立されました。彼はロワール渓谷沿いの街、ソミュールに位置するトゥファと呼ばれる白亜質の石灰岩の洞窟を利用したセラーを築き、スパークリングワイン造りに着手しました。同年にシャンパーニュ地方のエペルネにも拠点を構え、シャンパン造りも開始しています。その後、アルザス出身の醸造家ジャン・アルベール・メイエを迎え、二人の情熱によってワイナリーは発展を遂げ、1896年に「グラシアン・エ・メイエ」と改名されました。現在では、ドイツのヘンケルグループの傘下に入り、更なる品質向上を目指しています。クレマン・ド・ロワール・ブリュットは、シュナン・ブラン45%、シャルドネ45%、ピノ・ノワール10%のブレンドで造られます。ブドウはテュフォーと呼ばれる石灰質土壌の畑で栽培され、すべて手摘みで収穫されます。醸造においては、一番搾りの果汁(テット・ド・キュヴェ)のみを使用するというこだわりが貫かれています。一次発酵の後、厳選された区画のワインをブレンドし、瓶内二次発酵を行います。その後、石灰岩の洞窟でシュール・リーの状態のまま2年間熟成されます。デゴルジュマン後も18ヶ月以上の瓶熟成を経てリリースされます。ドサージュは11.4g/Lです。淡い麦わら色の外観で、きめ細やかな泡が美しく立ち上ります。香りは柑橘系果実、ハチミツ、アカシアなどの複雑なアロマに加え、シュール・リー由来のイースト香も感じられます。味わいはフレッシュでクリスピーな酸が特徴的で、豊かな果実味と複雑な香りが調和しています。
2,068 円~
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