非常にタニックでガチガチに閉じており、デキャンタージュしても開かなかった。飲み頃は当分先だが、それでも今でも美味しいと思える素晴らしいワイン。香りはタンニンがそのまま香ってくるかのような黒鉛の香りがあり、果実感を覆い隠しているが、ハーブや森の下草、スパイスなど複雑みは今でも感じられ、開くのが楽しみになる。果実感が感じづらいためか、オリーヴやタバコのニュアンスのせいか、少し塩分を感じる香り。味わいは香りよりかは果実味を感じるが、やはり強いタンニンの主張には負けてしまう。余韻も黒鉛が中心ではあるものの、濡れた石のようなミネラルやタバコのスモーキーさも感じられる。

シャトー・カルボニュー
Château Carbonnieux
シャトー・カルボニューは、グラーヴ地区で最も規模が大きいシャトーで、13世紀からの歴史を誇り、1956年にマルク・ペラン氏が購入して以降、ワイン造りにおいて高品質を追求しています。グラーヴの格付けにおいても、わずか16シャトーの選ばれた一つで、赤・白ともに格付けされている数少ないシャトーです。ボルドー市街からトラムで30分の距離に位置し、景観の美しいシャトーとしても知られ、特に上質なカベルネ・ソーヴィニヨンが育つ土地であることがアピールポイントです。現在は、息子のアントニー・ペラン氏が監督し、新しい醸造設備を整備し、赤・白ワインの療法の生産に力を入れています。熟成によって真価を発揮するポテンシャルの高さが魅力で、どのヴィンテージでも10年以上の熟成を経ても、しなやかに変化したボディの中に赤系果実を思わせる明るい果実味が感じられ、エレガントな印象を与えてくれます。
5,599 円~
生産地
タイプ
アルコール
13.5%
あなたの評価
テイスティングノート
16件の評価を集計
アロマチャート
アロマの詳細

赤系果実

黒系果実

加工・ドライフルーツ

花

植物・野菜

フレッシュハーブ

ドライハーブ等

発酵・乳製品

ミネラル

土・森の下草

動物系

ナッツ

樹木

焦げ臭

スパイス

薬品・化学物質
味わい
ボディ
果実味
甘味
酸味
渋味
余韻の
長さ
余韻のテイスト
ユーザーコメント

¥.$.
ヴィンテージ:2016年
評価日:2020年10月28日
香りが非常に複雑で、嗅げば嗅ぐほど新しい香りが見つかる。カベルネ・ソーヴィニヨン主体だが、メルロの比率も高く、ハーブの香りとアーシーな香りが見事に融和している。余韻が驚くほど長く、ミネラル、タバコ、ビターチョコレートの風味が残る。果実味が強く、酸味は抑えられていて、個人的に好きなバランス。

¥.$.
ヴィンテージ:2015年
評価日:2020年08月18日